ギド・アルゼンチーニ写真展「女性的宇宙」が、Art Gallery M84で開催される。
開催概要
ギド・アルゼンチーニは、2007年刊行の「The World’s Top Photographers : Nudes(RotoVision)」で、世界の名だたる写真家30人の1人として、現代のヌード写真を語る上で重要な人物として取り上げられました。
独自の「女性的な宇宙」を垣間見るよう誘われる。そのすべてが閉ざされた部屋、古き良き別荘、モダンなアパート、そして数多くのホテルという、親密な空間で撮影されたものである。豪華なベルベットや四柱式ベッドで彩られた最もエレガントな5つ星ホテルから、安っぽいプラスチックの椅子や擦り切れた壁紙で飾られた、最もみすぼらしく取るに足らない時間制のモーテルに至るまで、多岐にわたる場所が舞台となっている。そこでは、これらすべての部屋が、アーティストが自ら演出する覗き見的な幻想の舞台となる。
ギドの女性美に対する偏愛とも言えるこだわりは、被写体に対して執拗なまでに完璧さを求めることに起因します。ある種冷徹で一切の妥協を許さない理想美の追求の根底には、女性に対する揺るぎない愛情と理想があります。彼のフィルターを通して何度も抽出され精製された女性達は、神格化された彫刻のようで、観る者の目を奪います。作り出された舞台装置の中で芸術作品へと昇華された女性の身体は、強度を備えた共感性を持つ美しさを放っています。そして官能的なロマンスやエレガンスに満ちた甘い香りがそこかしこに漂うのです。これこそがギド最大の魅力と言えるでしょう。
ギドの作品は、ヘルムート・ニュートンやベッティナ・ランス、そしてグレゴリー・クリュードソンが得意とする視覚的要素を多分に含んでいますが、それぞれのアーティスト達の特徴、つまり普遍的なエロチィシズムや光と影のコントラストといった手法を踏襲した上で透徹した審美眼により全体的なイメージを更に現代的に研ぎ澄ませる事に成功しております。その結果、ギドが作り出す完璧に計算された故の非現実的な世界(彼の中では、極めて現実的な世界)に陶酔することができます。そこには満ち足りた優美さ、甘美さ、そして妖艶さが素敵に跋扈(ハツコ)しています。
今回の展示では、前回お見せできなかった作品 7点を含む、大判の作品約18点をご覧頂けます。
ギド・アルゼンチーニ/Guido Argentini
1966年 イタリア出身。フィレンツェ大学で3年間医学を学ぶ。
1989年 23歳で写真家としての道を歩み始める。
1990年 サンタモニカのトッドカプランギャラリーで初個展。
2003年 モノクロのヌードシリーズSilvereyeを発表。
2007年 現在ヌード写真の旗手として取り上げられる。
2013年 バレエダンサーの官能的ヌード写真集を出版。
Vogue、Marie Claire、Playboy等に掲載。

Petra With a Leather Corset,1998/2012 © Guido Argentini /
Courtesy : Sho + 1, Tokyo / M84

LINDA WITH A DIAMOND RING 2005 / 2007 © Guido Argentini /
Courtesy : Sho + 1, Tokyo / M84
- ギャラリー名
Art Gallery M84
- 住所
東京都中央区銀座4-11-3 ウインド銀座ビル5階
- 開館時間
10:30~18:30(最終日17:00まで)日曜休館 入場料 : 990円 / 成人限定
展示作品は、全て購入可能- アクセス
東京メトロ 日比谷線 東銀座駅 徒歩1分
- URL








