鋤田正義 写真展「SUKITA : Photographs from Early Fashion to Rock Icons」が、ブリッツ・ギャラリーで開催される。
開催概要
ブリッツ・ギャラリーは、鋤田正義 (1938-) の貴重な初期ファッション作品とロック・ミュージシャンのポートレートを紹介する「SUKITA : Photographs from Early Fashion to Rock Icons」展を開催いたします。展示作品の多くは貴重な未発表作品となります。
鋤田正義(1938-)は、70年代のはじめに時代の最先端の若者文化や音楽に惹かれニューヨークやロンドンに撮影に出かけます。1972年夏に T・レックスのマーク・ボランやデヴィッド・ボウイを撮影。その後、特にボウイと深い信頼関係を構築し、彼を約40年以上も撮り続けました。鋤田は、それらのロック・アイコンたちの楽曲とともに、ビジュアル面から活気ある20世紀という時代の気分と雰囲気づくりに関わってきました。いまでは彼のポートレート写真のアート性は特に海外で高く評価されており、2021年には彼のキャリアを回顧するフォトブック「SUKITA : ETERNITY」(ACC Art Books/玄光社) が世界同時出版されています。また2010年代からは欧米各国で数多くの美術館展が開催されており、2025年にはスペイン・バルセロナのFotoNostrumで「Bowie X Sukita」展が開催されています。
しかし、ロック・アイコンたちのポートレートは鋤田の膨大な作品群の一部にしか過ぎません。彼はキャリアを通して、ファッション、広告、映画関係に取り組む一方で、ドキュメント、ストリート、風景、静物など様々なタイプのパーソナル・ワークとしての撮影にも取り組んできました。
戦後の50~60年代の初期作品では、戦後混乱期の地元福岡のストリート・シーンや長崎の原爆被爆者、原子力空母入港反対デモなどの社会問題をパーソナルな視点でモノクロ写真でドキュメントしています。
一方で60~80年代の初期ファッション写真では、広告の枠にとらわれない自由な発想の作品を制作。本展では初期作品の中から、この鋤田のあまり知られていない未発表を含むファッション写真を中心に紹介します。それらのシュールでカラフルなビジュアルは70年代初めにデヴィッド・ボウイを魅了し、二人の40年にも及び信頼関係を構築した原点となります。そして後にアルバム「Heroes」のジャケット写真につながっていくのです。
また本展では、鋤田作品の代名詞となるデヴィッド・ボウイ、マーク・ボラン、イギー・ポップら20世紀のロック・アイコンたちのポートレートを展示します。一部は、貴重なギャラリーでの未取り扱い作品で、今回初めてエディション付きファインアート作品として販売されます。本展の展示作品数は、ファッションとロック・アイコンズを合わせて約30点を予定しています。また、鋤田作品を使った鋤田アーカイブス公認のオフィシャルグッズ(T シャツ・トートバッグ)の販売も行う予定です。
鋤田はキャリアを回顧する写真集「SUKITA : ETERNITY」(2021年) の刊行以来、膨大な作品アーカイブスの本格的な調査を開始しています。今回の初期ファッション写真の展示はアーカイブスの調査結果を紹介する写真展の一環になり、2021年開催の「SUKITA : Rare & Unseen」展に続く第2弾となります。調査作業は現在も進行中です。今後、未発表のパーソナル・ワークの写真展も開催される見通しです。
鋤田正義/Masayoshi Sukita
1938年福岡県生まれ。日本写真専門学校卒業後、棚橋紫水氏に師事。
広告代理店大広を経て65年に上京、デルタモンドに入社。主にメンズ・ファッションの仕事をする。
60年代にAPA、ADCなど受賞。1969年のウッドストックのコンサートを知り、以来サブ・カルチャーに興味を持つようになり、ニューヨークやロンドンへ撮影に出かける。広告・音楽・映画などの仕事で今日に至る。

“Fashion 70s #01” ©️Sukita

“Fashion 70s #03” ©️Sukita

“David Bowie, 2002” ©️Sukita

“Vivienne, 1974” ©️Sukita
- ギャラリー名
ブリッツ・ギャラリー
- 住所
東京都目黒区下目黒6-20-29
- 開館時間
13:00~18:00 月・火曜は休廊
年末年始休廊:12月24日~1月9日(入場無料)- アクセス
JR目黒駅からバス、目黒消防署下車徒歩3分 / 東急東横線学芸大学下車徒歩15分
- URL








