#NEWS & REPORT 松江泰治写真展「ギャゼティア CC」

松江泰治写真展「ギャゼティア CC」が、キヤノンギャラリー Sで開催される。

紹介文
本展は、写真家 松江泰治氏の写真展です。
氏は、地名収集という手法で制作を続けています。作家活動を始めて以来、世界の砂漠や森、山脈、平原など、自然を収集した「gazetteer」シリーズと、都市を収集した「CC」シリーズの二つを作品の基軸としています。影の生じない時間と方角を選び、空や地平線を排除して平面性を追求した写真は、「絶対ピント」と評される明瞭さで、写真の隅々まで写り込んだ要素が等価に浮かび上がり、肉眼で捉えきれなかった細部が立ち現れます。本展では、写真の本質を貫く独自の技法で捉えた数百点の「gazetteer」「CC」作品から、未発表の新作26点を厳選し、展示します。

ギャラリートーク
会場：キヤノンギャラリー S
日時：2023年1月21日（土）14:00-15:30
ゲスト：清水穣（写真評論家）
定員：30名（先着事前予約制）

トークイベント
会場：キヤノンホール S（東京都港区港南 2‐16-6 キヤノンSタワー 3F）
日時：2023年1月28日 14:00-15:30
ゲスト：ライムスター宇多丸氏 （ラッパー、ラジオパーソナリティ）
定員：100名（先着事前予約制）

松江泰治
1963年 東京生まれ。
1987年 東京大学理学部地理学科卒業。
大学では自然地理学とランドサット衛星画像処理を学ぶ。
作品は、世界の多くの美術館に収集・展示され、複数の作品集に纏められている。