小島康敬写真展「中今 | ベルリン」が、BOOK AND SONSで開催されている。
開催概要
写真家・小島康敬が提示するのは、私たちが知る歴史や記憶から乖離し、時空間をも通り抜けたような、どこでもない「ベルリン」。
最先端の量子理論や、時間と空間の中心を指す古神道の概念「中今(Naka-ima)」に着想を得て制作された本シリーズは、過去・現在・未来が同時に存在する「立体的な今」を静かに捉え引き出します。
東京、ニューヨークを経てたどり着いた目線の高さによる平面的でミニマルな画面構成。 特定の場所や歴史的表象を削ぎ落とした作品群は、ロラン・バルトが称した「空虚な記号」のように中心を空虚に保ち、観る者に意味の解釈をそっと委ねます。
撮影された瞬間の「かつてあった」一瞬の奥に流れる時間と距離、そしてどこか静けさを纏った円環する時間の深みを、ぜひ会場でご体感ください。
小島康敬/Yasutaka Kojima
1977年東京生まれ、現在はベルリンを拠点に活動。國學院大學 文学部伝承文学専攻を卒業後、社会人5年半を経て、2006年に渡米。ICP(International Center of Photography)General Studies Programを卒業。在学中にICP Directors Scholarship Awardを受賞。2011年 文化庁新進芸術家海外研修制度を受ける。2012年 Photo Espana “Descubrimiento photoespaña“に選出される。2015年 ベルリン Künstlerhaus Bethanien アーティスト・イン・レジデンスプログラムに参加。2022年 ハリバン アワード2022 最優秀賞を受賞。近年の個展に「Naka-ima | Berlin」(大徳寺黄梅院、2023)、「中今|Berlin」(Yuka Tsuruno Gallery, 2021)、「Unconscious|Berlin」(Place M、 2020)、「Unconscious | New York,Tokyo」(Yuka Tsuruno Gallery, 2019)、「Unconscious | Berlin」( Akio Nagasawa Gallery Aoyama, 2019)、「Berlin」(銀座ニコンサロン、 2017)、「Tokyo」(銀座ニコンサロン、2016)、「Tokyo| Berlin」(Künstlerhaus Bethanien、ベルリン、2016)。グルー プ展に「TOPコレクション イメージを読む 写真の時間」(東 京都写真美術館、2019)、「東京・TOKYO 日本の新進作家展 vol.13」(東京都写真美術館、2016)などがある。彼の作品 は、東京都写真美術館、清里フォトアートミュージアムにパー マネントコレクションされている。スーパーラボ「Coming back」2013、蒼穹舎「NEW YORK」2014、「Tokyo」2015、3冊の写真集を出版している。



- ギャラリー名
BOOK AND SONS
- 住所
東京都目黒区鷹番2-13-3 キャトル鷹番
- 開館時間
12:00〜19:00(水曜日休館/入場無料)
- アクセス
東急東横線 学芸大学駅 徒歩3分
- URL








