渋谷美鈴作品展「Eclipse ― 美はどこに宿るのか ―」が、Art Gallery M84で開催される。
開催概要
「Eclipse ― 美はどこに宿るのか ―」は、単なる写実ではなく、「女性の美に対する理想や憧れ」、そしてその中に潜む狂気や哀しみまでも写し出し、あわせ鏡を覗くような恐ろしさと同時に共感を呼び起こす作品展となります。入場は成人限定とさせて頂きます。
渋谷は、美醜の価値観、その先にあるものを写し撮ろうとしています。かつて彼女は顔の造形に強くこだわっていましたが、次第に顔だけではなく「身体そのものの美しさ」や「内面に宿る神聖さ」に惹かれるようになり、女性の身体を彫刻的にとらえて神性や精神性を表現することへ意識が向かうようになりました。
シリーズ「goddess」では、ギリシャ神話に登場する女神や日本の神道における巫女をモチーフとした作品が多く見られます。撮影にあたっては、被写体となる女性にあらかじめ物語を伝え、その世界に身を委ねてもらうことで、無意識に現れる動きや眼差しを写し、彼女たち自身も気づかない深層の表情をすくいとっています。
ステートメント
私が女性を「美しく」撮りたい気持ちの根底には、日本画家・上村松園の言葉があります。
「女性は美しければよい、という気持ちで描いたことは一度もない。一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香り高い珠玉のような絵こそ私の念願とするところのものである。」上村松園「棲霞軒雑記」『青眉抄』より
この言葉に私は深く共鳴し、単なる写実ではなく、「女性の美に対する理想やあこがれ」を表現したいと強く思うようになりました。その過程で、女性の姿に潜む狂気や哀しみをも写し撮り、あわせ鏡を覗くような恐ろしさと同時に共感を誘う作品を目指してきました。今回の展示は、長年向きあってきた「美とは何か」という問いと「内面に宿る輝き」を写す試みとなります。
渋谷美鈴/Misuzu Shibuya
1988年 兵庫県出身。デザインを学んだ後、写真作品を作りたくなり、技術を学ぶため広告会社のスタジオアシスタントとなる。アシスタント業務をしながら作品を制作、また商業カメラマンとして独立した後も作品制作に取り組み続け今に至る。
https://www.shibuyamisuzu.com/
https://www.instagram.com/sby_msz/

Ereshkigal #02 © Misuzu Shibuya

Shaman © Misuzu Shibuya

Timeless #01 © Misuzu Shibuya
- ギャラリー名
Art Gallery M84
- 住所
東京都中央区銀座4-11-3 ウインド銀座ビル5階
- 開館時間
10:30~18:30(最終日17:00まで)日曜日休館 / 入場無料
- アクセス
東京メトロ 日比谷線 東銀座駅 徒歩1分
- URL








