キヤノンは、プロ・ハイアマチュアフォトグラファー向けインクジェットプリンターの新製品として、10色顔料インク搭載モデル「PRO-G1」と、8色染料インク搭載モデル「PRO-S1」の2機種を11月中旬に発売する。
●主な特長
新開発の顔料/染料インク採用により黒濃度の向上と高い色再現性を実現
「PRO-G1」は、新開発のマットブラックインクを含む10色顔料インク「LUCIA PRO」を採用。マット紙やファインアート紙への印刷における黒濃度が向上し、暗部の階調性や色の再現領域が拡大することで、表現力豊かな作品が印刷できる。
また「PRO-S1」は、新開発のマゼンタとブラックを含む8色染料インクを採用することで、レッドやブルーの色域と暗部の色再現性が拡大するとともに、黒濃度の向上も実現。
高速印刷の実現と印刷ワークフローを効率化するソフトウエア・アプリ対応
「PRO-G1」は、A3ノビ/フチあり/カラーの印刷速度を従来機種より1分以上短縮し、約4分15秒で高速にプリント可能。また、2機種とも「imagePROGRAF PRO」シリーズ用として幅広いユーザーから高い評価を得ているキヤノンのPC用印刷ソフトウエア「Professional Print & Layout」に対応し、「EOS」シリーズで撮影した画像を忠実に再現して印刷することが可能。その他、PC用ソフトウエア「Media Configuration Tool」等の各種ソフトウエアやアプリへの対応を充実させることで、印刷ワークフローの効率化を実現している。
価格:オープン価格
発売:2020年11月中旬
製品詳細:https://cweb.canon.jp/proline/special/