ニコンイメージングジャパンは「ニコンZマウント」を採用したフルサイズミラーレスカメラ「ニコン Z 5」と本製品のキットレンズである、標準ズームレンズ「NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3」を発売する。
主な特長
本格的な画づくりを実現する「ニコン Z シリーズ」ならではの高画質と表現力
有効画素数2432万画素、ニコン FX フォーマットCMOSセンサーと画像処理エンジン「EXPEED 6」により、ISO100~51200の広い常用感度域をカバー。暗所での撮影でも、質感やディテールを表現しながらノイズを抑えた描写が可能。また、ボディー内手ブレ補正(VR)を搭載し、手ブレ補正ユニットを5軸に駆動させて補正することで、シャッタースピード5.0段分の高い効果が得られる。さらに動画撮影専用の「電子手ブレ補正」機能との組み合わせによるハイブリッドVRで動画撮影時も高い手ブレ補正効果が得られ、安定した撮影が可能。
独創的な表現を可能にする全20種類の「Creative Picture Control」を搭載。テーマごとに色合いや階調、彩度などが細かく作りこまれた効果により様々な雰囲気を表現できるほか、効果を自分好みに調節できるため、表現の幅がさらに拡がる。4K UHD動画撮影を含めた、動画撮影時にも「Creative Picture Control」を適用可能。
「瞳 AF」「動物 AF」、273点ハイブリッドAFシステムで狙い通りの撮影が可能
像面位相差AFとコントラストAFを自動的に切り換えるハイブリッドAFシステムを搭載。撮像範囲の水平、垂直約90%の広範囲をフォーカスポイント273点でカバーし、画面周辺部の被写体へのピント合わせも容易にできる。また「瞳AF」「動物AF」を搭載し、動いている人物の瞳や、犬と猫の瞳を高い精度で追い続けるため、フォーカスポイントの操作に気を取られることなく、被写体とのコミュニケーションや構図に集中することが可能。
ライブビュー撮影時だけでなくファインダー撮影時も複数の瞳を検出し、撮影しながらマルチセレクターやサブセレクターで簡単に選択可能です。動画撮影時は人物の顔に加え、動物の顔を検出できる。また、-3EVまでのAF撮影に対応し、低輝度下でも被写体をしっかりと捉える。
優れた操作性と多様な機能により快適な撮影をサポート
「Z 7」「Z 6」と同等の高い防塵・防滴性能、堅牢性を備え、様々な環境下で安心して撮影ができる。約369万ドットの電子ビューファインダーは、「Z シリーズ」の特長でもある自然でシャープな見えを継承し、画面の隅々まで精細に確認が可能。チルト式3.2型TFT液晶モニターには、AFやレリーズ、撮影設定変更時にも直感的な操作が可能なタッチパネルを採用。新開発の「Li-ion リチャージャブルバッテリーEN-EL15c」は容量が増加し、撮影可能枚数約 470枚を実現。また、従来のUSB充電に加え、新たに電源ON時のUSB給電にも対応し、タイムラプスを含めた長時間の動画撮影などでも安心して撮影に集中できる。静止画・動画のスマートデバイスへの転送や、リモート操作ができる「SnapBridge」アプリにも対応。撮影した高画質な画像をSNSなどで素早くシェアすることができる。ユーザーの要望に応え、ニコンのミラーレスカメラとして初めてダブルスロットを搭載し、スムーズなデータハンドリングを実現した。
価格:オープンプライス
発売:2020年8月下旬
製品情報:https://www.nikon-image.com/products/mirrorless/lineup/z_5/