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#NEWS & REPORT 西野壮平 × GOTO AKI 写真展「写真家はどこから来てどこへ向かうのかー世界を歩き、地球を変換する写真」

2021 年10月12日〜11月20日

2021.10.07

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西野壮平 × GOTO AKI 写真展「写真家はどこから来てどこへ向かうのかー世界を歩き、地球を変換する写真」

西野壮平 × GOTO AKI 写真展「写真家はどこから来てどこへ向かうのかー世界を歩き、地球を変換する写真」が、GALLERY FOREST(東京綜合写真専門学校)で開催される。

写真の過去から現在、未来を提示する
写真家が真に写真家らしく、いま世に問うべき作品とは? 写真装置という媒体の軸をぶらすことなく、現在へとアップデートする表現行為とは? 現代写真の前線はコンテンポラリーアートと交わる場所で方向性を模索しています。しかしストレートフォトグラフィーと現代写真が豊かに交わっているとは言い難い現状があります。

本展では、写真表現の提示を写真リテラシーの過去から未来へ継承するものととらえています。ストレートフォトグラフィーの蓄積と現代写真の前線を拮抗させ、写真が問うべきものを展示において浮かび上がらせる目的を持ちます。

写真の歴史を継承しながら、今日的なヴィジュアル表現としての強度を示している作家、西野壮平、GOTO AKIの各氏を招聘しました。ギャラリーフォレストは、写真作家を輩出してきた名門・東京綜合写真専門学校の学内にあります。教育の場であり、開かれた実験の場として、写真表現の前線を提示します。

西野壮平

GOTO AKI

西野壮平
●出展作品:「IL Po」(イル・ポー)シリーズ (2019年)から、作品のエレメントである、スナップを含む約40点を展示。

世界各地のさまざまな都市、地域に没入するようにくまなく踏破。ストレートフォトの視点から膨大な断片を撮影。地図に即しながら、写真家個人が見た記憶を一枚ずつ巨大なキャンバスにつなぎ、記憶の再構築を提示。世界的に評価を集めています。「IL Po」(イル・ポー)はイタリアのポー川沿いを1カ月移動した壮大な記録です。同地に刻まれた歴史、住まう人々の営み、川と水の流れがつくりだす「生命体」を作者が体感し取り組んだシリーズを展示。

プロフィール
1982年兵庫県生まれ。大阪芸術大学写真学科を2004年に卒業、その後活動の拠点を静岡に移し制作活動を行っている。近年の主な展示に、2012年 OUT OF FOCUS: PHOTOGRAPHY (Saatchiギャラリー, ロンドン)、2013年A Different Kind of Order (The ICP トリエンナーレ, ニューヨーク)、2015年 NEW DIORAMAS (マイケルホッペンギャラリー, ロンドン) など。2016年秋にサンフランシスコ近代美術館にて個展を開催。

GOTO AKI
●出展作品:「terra」シリーズ(2019年〜2021年)から、未発表新作3点を含む6点を展示。

移ろいゆく自然を、スナップショットを通過した独自の視点で動的、また凝視するように撮影。人が見立てた画としての風景ではなく、「地球の表情」として提出。個人の視点で撮影していますが、人的な情趣から離れ、万物の現象をとらえています。ロケ地は日本各地。GOTOのルーツは世界各地の都市をめぐったストリートスナップ。その蓄積を経て、動態としての自然を写真作品へと変換しています。本展では、海中と泥火山の動態に迫った新作と、代表作『terra』(2019年)から展示。

プロフィール
1972年川崎市生まれ。東京綜合写真専門学校写真芸術第二学科・上智大学経済学部経営学科卒業。1993~94年の世界一周の旅から今日まで 56カ国を巡る。丸紅勤務後、写真家の道へ。現在、日本の風景をモチーフに地球原初の姿を捉える創作を続ける。 作品「terra」(写真集 赤々舎 2019・写真展 キヤノンギャラリーS 2019)にて、2020年日本写真協会賞新人賞受賞。武蔵野美術大学造形構想学部映像学科・日本大学芸術学部写真学科非常勤講師。

「人為が育んだ風景」と「地球の表情」を対比
西野は世界各地の都市を撮影してきました。集う人と西野の行為と記憶が巨大な画面で混じりあいます。GOTOは人が名付け見立てた地名や場所性を超えた自然を扱います。それはまさに地球の時間が堆積したものです。両者の作品に共通するのは、ベクトルは異なるが、ともに膨大な時間が含まれていることです。

スケール感を強調した展示を行う
両作家とも大きなスケールの作品を提示します。現代写真の前線で作品の大きさ、存在感はとても重要です。物体としての写真を身体と生身の眼で感じること。「画像」ではなく、美的な工芸としての写真でもないものを実体として提示すること。そこに鑑賞者は、「写真であること」を強く意識し、作品の強度をまざまざと感じることになります。その実現には、作者が施した精緻なプリント制作があります。

自らが見たものをいかに写真に変換し世に問うのか
東京綜合写真専門学校内のギャラリーフォレストで行われる本展は、写真表現の探求の場である本学の営為を内と外に問う意味合いを持ちます。自らが見たものをいかに写真に変換し批評性を持って提示するか。それを学びと実験の場において実現し、学内では学生を啓発します。このような企画の姿勢に西野、GOTO両作家が共鳴し、本展の実現へと至りました。西野壮平は大阪芸術大学出身で、本学で長年教鞭をとった土田ヒロミ氏に学んでいます。GOTO AKIは本学の出身者で、鈴木清、小林のりお両氏に学び、写真家としてのスタートを切っています。

ギャラリー名

ギャラリーフォレスト 東京綜合写真専門学校4F

住所

神奈川県横浜市港北区箕輪町2-2-32

開館時間

月~金10:00~19:00 ・ 土11:00~17:30(日祝休)

アクセス

東急東横線 日吉駅 徒歩7分

URL

https://tcp.ac.jp

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