久家靖秀作品展「Mnemosyne」が、TIME & STYLE MIDTOWNで開催されている。これは同名の写真集との連動企画展。
紹介文
久家靖秀は、コロナ禍の中で二人のパフォーマー〈砂山典子、池宮中夫〉に出会い、「Mnemosyne(ムネモシュネ)」の制作をスタートしました。
「被写体としての裸体には作者の意図をも超えた様々な意味の歴史が張り付いている」と語る久家は、この作品を「愛と記憶の分解写真」と名付けています。
[Mnemosyneとは、ギリシャ神話に登場する記憶の女神であり、ミューズの母親]
ステートメント
外出規制が緩んだ頃、アトリエ巡りを再開してパフォーマンス撮影に行き着いた。
身体がどんどん縮こまっていくような息苦しさを感じるコロナ禍の中でパフォーマーは様々な身体表現生成の瞬間を見せつけてくれた。作品の質感については思想も技術も往復し推敲することが容易になった結果、以前では止揚し得なかった地点での表現が可能になった。
久家靖秀
写真集「Mnemosyne」
デザイン:岡本学
判型:B5判/ソフトカバー/156ページ
日本語/英語
発行日:2021年1月
価格:4,950円(税込)
販売サイト:HeHe/ヒヒ
- 展覧会場
TIME & STYLE MIDTOWN
- 住所
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3F
- 開館時間
11:00〜20:00 会期中無休
- アクセス
東京メトロ 日比谷線・都営大江戸線 六本木駅直結
- URL