Michael Kenna(マイケル・ケンナ)「BEYOND ARCHITECTURE」が、ギャラリー・アートアンリミテッドで開催される。
紹介文
昨年、東京都写真美術館で、回顧展「A 45 Year Odyssey」を開催したモノクローム写真の巨匠、マイケル・ケンナ。静謐で叙情に満ちた風景写真に加え、強制収容所跡の連作、初のヌード写真など、真摯で多彩に写真の可能性を探り続けるケンナの魅力が感動を呼びました。そのケンナの新刊は『BEYOND ARCHITECTURE』(ビヨンド・アーキテクチャー)。
これまで、JAPAN、FRANCE など撮影地による写真集を出版してきましたが、今回はドイツ人キュレーターが、これまでにない視点で編集。まさに「建築を超え」、実在の対象から、不可視の空気感まで現すケンナの芸術を余すところなく伝える1冊です。
ギャラリー・アートアンリミテッドでは、ケンナの来日にあわせ、個展を開催。写真家の暗室から届いた25点のオリジナル・プリントを展示。サイン会を行います。
サイン会日時:2月1日(土) 15:00〜16:00
参加予約 (特設サイト):http://artunlimited.co.jp/beyond-architecture/
マイケル・ケンナ
1953年、イギリス北西部工業地帯ランカシャーに生まれる。ロンドン芸術学校で写真を学び、76年に高等国家免状を取得。翌年より、サンフランシスコに渡り、写真家として活動を始めた。世界でもっとも知られる風景写真家の一人。各国で個展を開催し、数多くの美術館に収蔵されている。2000年にフランス政府より芸術文化勲章・シュヴァリエを受章。
ハッセルブラッドによる正方形の静謐な風景で知られ、長時間露光による撮影と高度な技術で究極の美を実現したオリジナルプリントは、世界中のファンを魅了。日本には、1987年以来、たびたび来日し、特に北海道の風景に魅せられ毎年のように撮影のため訪れている。2018年~2019年、東京都写真美術館で日本初の回顧展「A 45 Year Odyssey」を開催。ケンナは高質な写真集を出版することでも知られ、2020年2月、新刊『Beyond Architecture』の出版を記念し来日する。
- ギャラリー名
ギャラリー・アートアンリミテッド
- 住所
東京都港区南青山1-26-4 六本木ダイヤビル3F
- 開館時間
13:00〜19:00(日、火、祝休廊)
- アクセス
東京メトロ 千代田線 乃木坂駅 徒歩1分
- URL