古谷津純一 写真展「東へ西へ」が、ギャラリー イー・エム西麻布で開催される。
ステートメント
東へ西へ
仕事やら私用やらで訪れた土地を歩いていると,訴えかけてくる光景と出会うことがある.
そのサインに写真機を向けてシャッターを開く.
その時のその光景は,その時その場所にいないと撮影できない.
その時に其処にいた証でもある.
サインから放たれた光の粒子は,秒速約30万kmの速度でフィルムに塗布されたハロゲン化銀に衝突し,潜像を形成する.
そしてその光景は同時に自身の脳神経細胞に,感動として記憶される.
潜像は現像液中で還元されると金属銀に変化し,陰画像として可視化される.
そしてその時のその光景は,脳神経に刻み込まれた感動と融合して暗室の中で再び蘇り,昇華する.
そんな光景を求めて今日も歩み続ける.
東へ西へ・・・
古谷津純一
1958年 千葉県生まれ。
1974年 高校の写真部に入部し,銀塩黒白写真の魅力に取りつかれる。
1984年 地元の写真クラブで写真活動を継続。
2000年 大判写真を始めたのを機にゾーンシステム研究会に入門。

倉敷

青山

鳥取

伊勢

Sidney
- ギャラリー名
ギャラリー イー・エム西麻布
- 住所
東京都港区西麻布 4-17-10
- 開館時間
12:00〜18:00(月・火曜日休館)
- アクセス
西麻布交差点より徒歩5分
- URL