TOPNEWS & REPORT川内倫子展「M/E」

#NEWS & REPORT 川内倫子展「M/E」

2025年1月9日〜1月28日

2024.12.30

川内倫子展「M/E」

川内倫子展「M/E」が、BOOK AND SONSで開催される。これは同名の写真集との連動企画展。

開催概要
2019年にアイスランドを訪れた川内氏は、地球の息吹を感じる間欠泉や、人間の持つ時間を遥かに超える氷河、胎内のような休火山の内部を目の当たりにし、いままでに感じたことのない、この星との繋がりを感じました。
アイスランドを出発点とし、コロナ禍を経て自宅周辺にある自然や、北海道の冬の大地へとその体験は続いていきます。
2022~2023年には大規模個展『M/E 球体の上 無限の繋がり』を開催し、「M/E」シリーズの一部を発表しました。「M/E」は現在も世界の各国で展示されて続けています。
タイトルとなる「M/E」は、「母(Mother)」と「地球(Earth)」の頭文字であり、続けて読むと「母なる大地(Mother Earth)」、そして「私(Me)」という意味が込められています。
そこからは、悠久の自然の存在と、日々の日常で起こるささやかな出来事は、無関係ではなく、分かち難くつながっていることの必然が呼び起こされます。
本展では、「M/E」から写真や映像作品に加え、布を使ったインスタレーションも展開いたします。

写真集『M/E』
仕様:A4版変型(280x220mm)/上製本・布貼り/216P
デザイン:ハンス・グレメン
執筆:テジュ・コール
言語:日本語/英語
定価:¥7,150(税込)
発行:torch press
発行年:2025年

川内倫子
1972年滋賀県に生まれる。2002年『うたたね』『花火』の2冊で第27回木村伊兵衛写真賞を受賞。著作は他に『AILA』(05年)、『the eyes, the ears,』『Cui Cui』(共に05年)、『Illuminance』(2011年、改訂版2021年)、『あめつち』(13年)などがある。2009年にICP(International Center of Photography)主催の第25回インフィニティ賞芸術部門、2013年に芸術選奨文部科学大臣新人賞(2012年度)、2023年にソニーワールドフォトグラフィーアワード特別功労賞を受賞。主な個展に、2005年「AILA + Cui Cui + the eyes, the ears,」カルティエ現代美術財団(パリ)、2012年「照度 あめつち 影を見る」(東京都写真美術館)、2016年「川が私を受け入れてくれた」(熊本市現代美術館)、2022~2023年「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」(東京オペラシティ アートギャラリー、滋賀県立美術館)ほか多数。近刊に写真集『やまなみ』『いまここ』(谷川俊太郎との共著)がある。個展「M/E a faraway shining star, twinkling in hand」が各国のFotografiskaで世界巡回中。個展「At the Edge of the Everyday World」がArnolfini(ブリストル)で開催中。

ギャラリー名

BOOK AND SONS

住所

東京都目黒区鷹番2-13-3 キャトル鷹番

開館時間

12:00〜19:00(水曜日休館/入場無料)

アクセス

東急東横線 学芸大学駅 徒歩3分

URL

https://bookandsons.com/

川内倫子展「M/E」

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