「今道子 2024 作品展」が、PGIで開催される。
開催概要
今道子は、野菜や魚などの食材や花や昆虫を素材としてオブジェを制作、それを自ら撮影し印画紙に焼き付けた作品で知られる写真家です。今道子の豊かなイマジネーションから生み出された数々のオブジェは、作家本人の手によりモノクロームの印画紙上に浮かび上がり、虚と実が織りなす独特な美の世界を創り出しています。近年では生の食材だけではなく、動物の剥製、昆虫の標本、生きている蚕の幼虫や成虫、生魚から出来た練り物の竹輪などを使いオブジェが作られ、生きているインコとインコの剥製など、作品の中でよりリアルに生と死が混じり合い、輪廻転生をも連想される作品が多く作られています。
本展では2021年神奈川県立近代美術館鎌倉別館での大規模個展「フィリア-今道子」以降に制作された未発表の新作を展示いたします。
今 道子
1955年鎌倉に生まれる。1991年木村伊兵衛賞受賞、2022年日本写真協会賞受賞。個展多数。
近年の主な個展に「フィリア-今道子」神奈川県立美術館 鎌倉別館(鎌倉 2021年)、「今道子展」藍画廊(銀座 2021年)、グループ展に、アルル国際写真フェスティバル「I’M SO HAPPY YOU ARE HERE」 PALAIS DE L’ARCHEVÊCHÉ(フランス、アルル 2024年) 、「From Japan with Love」Galerie Huit Arles(フランス、アルル、2024年)、「種村季弘没後二十年 綺想の美術廻廊」スパンアートギャラリー(京橋 2024年)などがある。作品は、東京国立近代美術館、東京都写真美術館、神奈川県立近代美術館、清里フォトアートミュージアム、シカゴ美術館、ジョージ・イーストマン博物館、センター・フォー・クリエイティブ・フォトグラフィー、ヒューストン美術館などでコレクションされている。
- ギャラリー名
PGI
- 住所
東京都港区東麻布2-3-4 TKBビル3F
- 開館時間
月~土 11:00~18:00 日・祝日休廊
- アクセス
東京メトロ 神谷町駅 徒歩10分 都営大江戸線 赤羽橋駅 徒歩7分
- URL