TOPNEWS & REPORTウジェーヌ・アジェ写真展-IV「シュルレアリスム」

#NEWS & REPORT ウジェーヌ・アジェ写真展-IV「シュルレアリスム」

2024年6月10日~7月6日

ウジェーヌ・アジェ写真展-IV「シュルレアリスム」

ウジェーヌ・アジェ写真展-IV「シュルレアリスム」が、Art Gallery M84で開催される。

開催概要
アジェは、41歳のときから30年間に約8,000枚の写真を残しましたが、彼は自分の気持ちのおもむくまま写真を撮ったのではなく、パリ市歴史図書館などの購入者がおり,テーマを決めて計画的に撮影していました。写真展『シュルレアリスム』は、フランス国家が管理しているウジェーヌ・アジェが撮影したガラス乾板からフランス国家指定のプリンターが紙焼きした作品で、他では見ることができない約35点を展示・販売致します。20世紀前後のパリの建築物や風景など失われる古きパリのイメージを撮影したものです。

ウジェーヌ・アジェ
33歳の頃に画家を目指すも断念。その後、職業写真家を志し、芸術家や装飾家の制作の資料となる写真やパリの街並みや職人の姿、郊外の風景を撮影する。歴史的建造物、古い街並、店先、庭園、そこに住まう人々など、変わりゆく「古きパリ」を丹念に撮影した。それらの写真は、パリの貴重な記録として、図書館や博物館に収められた。貴族の館から下層社会の人々の生活まで撮影したアジェは、率直で素朴な目で現実を捉え、現実を超えた世界を引き出した芸術家とみなされたのです。この事態のきっかけは、アジェとマン・レイの偶然の出逢いでした。アジェの近所に居を構えていたマン・レイは、その写真の魅力を見抜いて機関紙『シュルレアリスム革命』に掲載し、前衛芸術家の仲間たちへ写真を広めたのです。この頃から、アジェの作家性にスポットライトが当たりはじめ、この後、マン・レイのアシスタントを務めていたベレニス・アボットによりアジェの存在は世界に波及していきます。また、アジェの死後、散逸の危機にあったプリントやガラス乾板を、もうひとりの貢献者であるニューヨークのギャラリスト、ジュリアン・レヴィの助けを借りて買い取り、アメリカでアジェの芸術性を広めていき、「近代写真の父」と称されるまでに評価が高まりました。

À l’ Homme Armé, 25, rue des Blancs Manteaux, 1908 © Eugène Atget

ギャラリー名

Art Gallery M84

住所

東京都中央区銀座4-11-3 ウインド銀座ビル5階

開館時間

10:30~18:30(最終日17:00まで))日曜休館 / 入場料 800円

アクセス

東京メトロ 日比谷線 東銀座駅 徒歩1分

URL

http://artgallery-m84.com/

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