“展対照〈第一部〉|Tentaishow Part 1” 佐内正史 / Masafumi Sanaiが、「Vacant/Centre」で開催される。
開催概要
90年代を代表する写真家として様々な媒体での仕事をはじめ、多くの写真集を発表してきた佐内正史。2008年にスタートさせた自主写真集レーベル「対照」では、より独自性の高い写真集を、これまでに16冊制作してきました。
Vacantでは2012年に、「対照」の写真集の解体を試みるイベント『解対照』を開催して以来、佐内の活動を追いながら、共に対話を続けています。
今回新たな試みとなる『展対照』では、「対照」で発表してきた写真集から選出した写真作品の展示・販売を行います。本展は〈第一部〉として、『写真の体毛』、『度九層』そして『島島』のアウトテイクから約30点の写真が並びます。展示される小さなサイズの手焼きプリントは、展対照限定の〈対小〉プリントとして、額装付きで販売します。
佐内正史
1968年静岡生まれ。1995年第12回キヤノン写真新世紀優秀賞受賞、1997年に写真集『生きている』(青幻舎)でデビュー。2003年、写真集『MAP』(佐内正史写真事務所)で木村伊兵衛写真賞を受賞。2008年に自主写真レーベル「対照」を立ち上げ、これまでに数多くの写真集を発表している。国内外で展示やライブパフォーマンス行う他、曽我部恵一とのユニット「擬態屋」で、佐内の詩と曽我部の音合わせをしたサウンド作品『DORAYAKI』(2021年)をリリース。2024年には映画『i ai』(監督・脚本:マヒトゥ・ザ・ピーポー)の撮影を手掛けるなど、多方面に活動を続けている。
主な個展:「静岡詩」静岡市美術館(静岡、2023年)、「ラレー」NADiff a/p/a/r/t(東京、2012年)、「対照 佐内正史の写真」川崎市岡本太郎美術館(神奈川、2009年)など。
主なグループ展:「日常のなかの予期せぬ素敵な発見」東京都写真美術館(東京、2023年)、「2020 Seoul Photo Festival: Unphotographical Moment」ソウル市立北ソウル美術館(ソウル、2020年)など。
https://www.sanaimasafumi.jp/
https://www.instagram.com/sanaimasafumi
- ギャラリー名
Vacant/Centre
- 住所
東京都渋谷区元代々木町27-6
- 開館時間
13:00〜18:00
- アクセス
東京メトロ 千代田線 代々木公園駅 徒歩6分 小田急線 代々木八幡駅 徒歩5分
- URL