#NEWS & REPORT 四方花林 x 上野亮「Voices of the Lake」展

フォトグラファーの四方花林と、掛軸アーティストの上野亮によるコラボ展覧会、四方花林 x 上野亮「Voices of the Lake」展が、グランフロント大阪 6階FIDIA the works（オフィス兼ショールーム）で開催されている。

ステートメント
ドイツのベルリンに住む写真家、四方花林は湖の水面の揺らぎやその残像を捉え続けています。
湖は常にその場に在りながらも、季節、天候、時間、そしてその日の自身の感情によって異なる表情で語りかけてきます。
湖そのものが生きているかのように対話を求め、瞬間の美しさを通じて物語を紡いでいるようです。湖はまるで自分の心を写し出す鏡です。

掛軸アーティストの上野亮は、ベルリンの湖面が映し出す物語を新たなアプローチで探求しました。
掛軸の伝統的なスタイルを保ちつつ、湖の美しさを独自の視点で、４つの作品に仕上げました。
写真を印刷したサテン生地、軸先にアクリルが使用されたことによって、湖の透明感と輝きが際立ちました。
これらの作品はベルリンの湖の美しさを通じて、 観る人を視覚的な旅へと誘います。
130cmもの大きな掛軸は、部屋の中にいながらも目の前に自然が広がっているような、静寂な美しさを感じさせる存在となっています。

四方花林（Karin Shikata）
ドイツ、ベルリン在住の写真家。湖や森で自然が作り出す動きや光、その残像などから生まれる美しい瞬間を撮り続けている。ベルリンで出会ったアーティストの音楽やダンスからもインスピレーションを受けており、アートとダンス、音楽の交差点で新たなアイディアを探し続けている。アーティストとして日本は各地の他、ベルリン、パリ、ロンドン、アムステルダムで展示を開催。2021年から掛アーティストの夫とともに、写真を使った掛軸の制作も始める。
http://shikatakarin.photography/
https://www.instagram.com/karinkamera/

上野亮（Ryo Ueno）
2017年にベルリンに移住。フードスタイリストとして活動しながら、自分の才能は料理を超えて、そのもの自身の素晴らしさや世界観をさらに拡げるところにあると気づき、独学で掛軸を学ぶ。まず、写真家・四方花林の作品の魅力をさらに引き出す新しいアートの可能性に挑戦し、数々の写真の掛軸作品を制作。写真、表装、掛ける場所の調和により、作品の魅力をさらに引き出し、床の間だけではなく、さまざまな場所で飾って楽しめるアートとしての可能性があると確信。ベルリン、ロンドン、東京、京都での展示も好評を得て、それをきっかけにアーティストとのコラボ、旅館の部屋に飾る掛軸製作など、掛軸の可能性が拡がりつつある。
https://uenoryo-kakejiku.studio.site/
https://www.instagram.com/ueno_ryo/

FIDIAとは
FIDIAは「ワクワクを創る」ために顧客の期待を超える事業・プロダクトを創出し続ける会社です。
その背景には、創業者の森が元お笑い芸人であることが根幹となっています。
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