マイケル・ニッケ写真展「UNPLUGGED アンプラグド」が、ギャラリー冬青で開催されている。
ステートメント
揺れ動く世界への意図的な還元と集中 - それこそが純粋な“スロー・フォトグラフィー”である。
物語を語るように、私は写真という媒介に新しいイメージを吹き込むことが可能になる。
イメージは時にシュールなオーラを放ちながら、あたかもステージで演じられているかのように、夢のように繰り広げられてゆく。
写真は鑑賞者の魂に自身を刻み込み、心と脳に振動を発する。
そして、還元はリアリティーを表現するものであると同時に、魔法的な雰囲気をも内在させている。
私が写真を撮り、フィルムを現像し、プリントする過程において、
時間が担う役割の意義は少なくない。これら全てが、私の目が見てきたものを吟味する悦楽という贅沢を提供してくれるのだ。
マイケル・ニッケ
1956年 ドイツ、ベルリン生まれ。
1972年 ノルウェイ在住中に写真を始める。ケルンにて写真工学を勉強したのち、フォトグラフィックデザイナーとして働きながら、雑誌や書籍で執筆活動を行う。
1986年 ミュンヘンに写真スタジオをオープンする。
2000年よりファインアートフォトグラファーとして、またドイツの写真雑誌で編集長として活動している。
2004年 ミュンヘンにパノラマ写真のためのファインアートフォトギャラリーをオープン。自身の作品も数回展示を行っている。
2017年 写真展「MUNICH-MOMENTS」(ギャラリー冬青)
- ギャラリー名
ギャラリー冬青
- 住所
東京都中野区中央5-18-20
- 開館時間
11:00~19:00 日・月・祝日休廊(入場無料)
- アクセス
東京メトロ 丸ノ内線 新中野駅 徒歩5分
- URL