板山拓生「ARTISAN」 ART(芸術)+ISAN(遺産) 伝統工芸の今を「記録」し、未来へと繋ぐ写真展が、渋谷ヒカリエ 8F 「8/CUBE1.2.3」で開催される。
伝統工芸士を各々の工房で撮影。会場では展示作品と展示カタログを販売。会期中の土日には伝統工芸士を招いての実演も予定している。
紹介文
東京の伝統工芸士を各々の工房で撮影した写真と、彼等の手で作られた伝統工芸品の写真と実物を展示。普段なかなか見る機会のない工房の様子と職人の技術の高さを知ることができる。
近年、伝統工芸は2020年のオリンピックやクールジャパンで注目を集めている。しかし我々の生活様式の変化に伴い、生産額の減少や後継者不足などで厳しい状況にあることも事実である。現に撮影に協力いただいた伝統工芸士の中には自分の代で工房をたたんでしまう方もいる。
そんな伝統工芸の現状を表現する為に伝統工芸士の作品には比喩としてピクトリアリズム的表現を用いている。また現在の伝統工芸士と工房を「記録」として未来に残す為、普段クライアントワークで必要とされる技術を駆使して工房の細部までしっかりと写し撮っている。
100年後200年後の私たちの生活はどのようになっていて、未来の人々の目にはこれらの写真がどのように映るのであろうか。伝統工芸の素晴らしさと、これからの伝統工芸、そして我々の生活を考える内容となっている。
板山拓生
1981年東京生まれ。
父と兄がカメラマンであることから写真を始める。
日本写真芸術専門学校卒業。
amanaを経てSTUDIO GMAC Ltd.に参加。
写真展 UNSIGNED -伝統みやげ、その粋な形象- (13)
受賞歴 D&AD Wood Pencil. ADFEST silver/finalist,日経広告賞 優秀賞
http://takuoitayama.com/
- ギャラリー名
渋谷ヒカリエ 8F 「8/CUBE1.2.3」
- 住所
東京都渋谷区渋谷2-21-1
- 開館時間
11:00~20:00 (入場無料)
- アクセス
JR、東京メトロ 渋谷駅 徒歩3分
- URL