#NEWS & REPORT アンディ・チャオ写真展「DAIKANYAMA.ST（代官山ストリート）」

アンディ・チャオ写真展「DAIKANYAMA.ST（代官山ストリート）」が、DRELLA アートギャラリーで開催されている。

開催概要
今回の写真展「DAIKANYAMA.ST」のモデルは、渡辺みり愛（女優、元乃木坂46）、Chocomoo（イラストレーター）、広瀬ちひろ（suga/es ドラマー）、キャリー・ライ（ファッションモデル、元 ViVi専属モデル）、岸川佳世（舞台女優、ミスグランドジャパン 準グランプリ）の５人。アンディ・チャオは「同じ街を舞台に異なるタイプの女性たちを撮ることにより、一人一人の個性と魅力がさらに際立ち、街の多彩な表情、街と人との物語が浮かび上がってくるのはユニークな体験だった」と語る。
ラサール芸術大学（LASALLE College of the Arts, Singapore）の美術学修士（Master of Fine Arts）を保有するアンディ・チャオは、芸術写真の領域において様々なテーマの研究に取り組んでおり、今後、代官山の街を舞台に季節ごとに撮影を行い「DAIKANYAMA.ST」を継続していくことを予定している。

ステートメント
「代官山の路上に転がる物語をカメラで切り取ってみたい。そう思ったのは、都会の喧騒から一歩離れ、芸術的でボヘミアンな要素も感じる、この街のどこか気高い空気感にずっと惹かれてきたからでした。街の風景は、人々の日々の営み、交差する思い、季節の移ろいにより、さまざまな表情を見せてくれます。この写真展は、代官山の街を舞台に、今を生きる女性たちを撮影することを通して、街と人の関係、存在の哲学を探求しています。時に静かに、時に躍動し、街に立つ彼女たちの姿には、環境との調和と交流が表現されています。その目に映し出される感情には、心の内にある共感と孤独が表現されています。街と人とが共鳴し、フレームの中に、外に、浮かび上がる物語は、街の隠された美しさを再発見させると同時に、人の存在や生きる意味について問いかけてきます。2023年、代官山の夏、過去と未来が交差する時と場所、切り取られた瞬間と永遠。」

アンディ・チャオ
フォトグラファー、フィルムディレクター、クリエイティブディレクター
シンガポール出身、ラサール芸術大学 MFA（美術学修士）
青年期、世界と自分自身の発見のために世界中を放浪。この時期に今日の写真家としての感性、美学、哲学を形成する。2000年以降、東京に活動拠点を移し、ウィーン国立歌劇場音楽監督を務めた世界的な指揮者、小澤征爾を撮影した初の写真集を出版。北野武、坂本龍一、木村拓哉、福山雅治、トム・ハンクス、パティ・スミス、シンディ・ローパー、ファレル・ウィリアムス、リアム・ギャラガー、長澤まさみ、石原さとみ、広瀬すずのポートレート、 綾瀬はるか、深田恭子、堀北真希、広瀬アリス、佐藤健の写真集、コカコーラ、アディダス、パナソニック、SEIKO、KOSE の広告、資生堂 ANESSA、JR、 楽天モバイルのCM映像、anan、東京カレンダーの表紙などを手がける。鋭い洞察力と遊び心で、レンズの向こう側にある被写体の仮面を剥ぎ取り、被写体の内側に秘められた真の美を表出させる卓越した能力を持つ。