大竹英洋写真展「ALASKA -星野道夫の足跡を辿って-」が、キヤノンオープンギャラリー1で開催される。
展覧会概要
学生時代に故・星野道夫氏のアラスカの写真に出会い、写真家を志すようになった大竹氏。自分にしかできないテーマをと、北米大陸中央北部のノースウッズを撮影のフィールドとして活動してきた氏がアラスカに行くことが決まったのは、撮影を始めてからちょうど20年経ったとき、集大成の写真集を出版したころでした。コーディネーターとして出演した星野氏の作品と生涯をテーマにした自然番組のプロジェクトで2022年に初めてアラスカに渡った氏は、星野氏がかつて出会ったアラスカの人々や、様々な生きものたちを写し撮りました。
大竹氏が写真家になるきっかけとなった星野氏。その足跡を辿る作品30点を展示します。
トークイベント
日程:2023年10月21日(土)13:30~
会場:キヤノン Sタワー3階 キヤノンホール S
内容:大竹氏が初めてアラスカを旅した印象や野生動物との出会い、星野氏と親交のあった友人たちとのエピソード、30年間で起きた自然の変化について語ります。
申込:9月20日(水)10:00からWebサイトで告知
定員:150名(先着申込順、参加無料)
ギャラリートーク
日程:
2023年11月15日(水)17:40~
2023年11月16日(木)17:40~
2023年11月17日(金)17:40~
会場:キヤノン Sタワー2階 キヤノンオープンギャラリー1
内容:大竹氏が写真展会場にて作品の解説や撮影秘話を語ります。
申込:9月20日(水)10:00からWebサイトで告知。各日20名(先着申込順、参加無料)
大竹英洋
写真家。1975年、京都府舞鶴市に生まれ、幼少期より東京都世田谷区で育つ。一橋大学社会学部卒業。1999年より北米の湖水地方「ノースウッズ」をフィールドに野生動物、旅、人々の暮らしを撮影。主な写真絵本に『ノースウッズの森で』、『春をさがして カヌーの旅』、『もりはみている』などがある(以上全て福音館書店)。2018年、写真家を目指した経緯とノースウッズへの初めての旅を綴った『そして、ぼくは旅に出た。 はじまりの森 ノースウッズ』(あすなろ書房、文春文庫)で「第7回梅棹忠夫・山と探検文学賞」受賞。「日経ナショナル ジオグラフィック写真賞」ではカラフトフクロウの営巣を捉えた写真で 「第7回ネイチャー部門最優秀賞」、先住民アニシナベのムース狩りを捉えた写真で「第9回ピープル部門最優秀賞」受賞。2021年、撮影20年の集大成となる初の写真集『ノースウッズ 生命を与える大地』(クレヴィス)で「第40回土門拳賞」受賞。2022年、星野道夫の足跡を辿って、初めてアラスカを旅した。
- ギャラリー名
キヤノンオープンギャラリー1
- 住所
東京都港区港南2-16-
6 - 開館時間
10:00~17:30(日・祝休み)
- アクセス
JR 品川駅 港南口 徒歩8分
- URL
https://canon.jp/personal/experience/gallery/schedule/shinagawa