横木安良夫写真展「追い越すことのできない時間 Catch it if you can」が、Jam Photo Galleryで開催される。
紹介文
1970年代から、広告、ファッション、エディトリアル、ドキュメンタリーと幅広い分野で活躍し、スナップの名手としても知られている横木安良夫。
様々な媒体やギャラリーで作品発表を行ってきた横木氏ですが、近年の展示はジャンルやテーマ性に捉われず、写真の持つ意味や可能性を問い続け、より自由な思考と発想で構成されているのが特徴と言えます。
今展でも、ジャンルやテーマ性を持たず、横木氏が学生時代に撮影したモノクロ写真、1980~2000年代のファッション写真、海外スナップ、そして近年撮影された日本のスナップをミックスし、タイトルにある「追い越すことのできない時間」をキーワードに構成しています。誰もが毎日写真を撮る時代。観る人それぞれが、写真とは何かを改めて考える機会になるでしょう。
ステートメント
アインシュタインは「時間の存在」を否定しました。それでも私たちは日常生活で時計やカレンダーを使い、時間に振り回されています。写真はシャッターを切ることで「時空」を凝固させ、過去、現在、未来を繋ぐ役目を持っています。 今回「追い越すことのできない時間」という言葉に共鳴する写真をセレクトしてみました。 それらの写真が何を語りかけるか感じてほしい。
横木安良夫
1949年千葉県市川市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。アシスタントを経て、1975年フリーランスの写真家として独立。広告、エディトリアル、ファッション、NUDE、ドキュメンタリー、CMと様々なジャンルで活動。最近は文筆も始め、2009年からテレビ朝日「世界の街道をゆく」のスチールとムービーを担当中。
https://alao.co.jp
- ギャラリー名
Jam Photo Gallery
- 住所
東京都目黒区目黒2-8-7 鈴木ビル2階 B号室
- 開館時間
12:00〜19:00(最終日は17:00まで)
- アクセス
JR 目黒駅 徒歩5分
- URL