「HELI-X VISUAL ART EXHIBITION」が、ラフォーレ原宿で開催される。
舞台は「HELI-X(ヘリックス)」というシリーズで、オリジナルの演劇。これまで新宿の紀伊國屋サザンシアターや、池袋のサンシャインシアター等でシリーズ3作で約15,000人を動員しているヒット作。内容は「ジェンダー」を扱う社会派のアクションエンターテイメント。
今回は写真や衣装展示と販売が中心。舞台「HELI-X」シリーズの写真とグラフィックデザイン、コンセプトムービーを担当している古田亘の写真と、衣裳デザイナー・ヘア&メイクアップアーティストの鈴木真育の衣装を展示する。
写真は未発表のテイクで、グラフィックと融合させたフォトアート的なものになっており、A4サイズの額装作品が30点。光沢エンボス加工ができる特殊プリント方式である「グロスプリント」を、すべての額装フォトアート作品に採用(ブリキ複合版写真を除く)。
主にイラスト作品に用いられるこの方式を、ポートレイト写真作品と融合させることでHELI-Xの世界観を演出、作品ごとに異なる手法で加工している。ブリキ複合版額装ポスターや、オリジナルグッズも会場で販売する。
公式HP:https://watarufuruta.com/heli-x-ex/
古田亘(写真家・アートディレクター)
カナダ国際大学卒。早稲田大学システム科学研究所(現 大学院経営管理研究科)修了。株式会社 CSK(現 SCSK)から映像制作会社へ。その後独立。浅野忠信初監督作品「トーリ」(ʼ 04 年 ) のプロデュースや、サーフドキュメンタリー映画「アドア」(ʼ 07 年 ) の監督、BS テレビ番組のプロデュース・演出を手がける。並行して写真やグラフィックデザインの仕事をスタート。BS-TBS などのテレビ番組やキャンペーン、HELLO! PROJECT による舞台公演のためのデザインや写真、映像演出を数多く手がけている。2015 年に写真展「少年と海」、2016 年に写真展「GREEN GATE」を東京 代官山のGALLERY SPEAK FOR にて開催。2018 年に写真集「小松準弥『君』」、2020 年に流鏑馬武田流に密着した写真集「YABUSAME」を刊行。
https://www.goggle.co.jp/
鈴木真育(衣裳デザイナー・ヘア&メイクアップアーティスト)
日本大学芸術学部演劇学科舞台装置コース卒業。大学では舞台装置を専攻。同時に舞台メイク・扮装を学び、在学中、ワシントン州立大学の夏季交換留学プログラムに参加し、アメリカの舞台教育に触れる。松竹衣裳株式会社に就職、歌舞伎の衣装付けとして着付けを学ぶ。恩師の紹介で単身カナダに渡り、Gary Dahms 氏に師事。カナダ在留中、都内に詳しい日本人を探していたシルク・ドゥ・ソレイユに本社採用され、日本初の常設施設公演『ZED』の立ち上げメンバーとして帰国。 ZED のオープニングガラではウェルカムダンサー達のメイクチーフを務める。シルク・ドゥ・ソレイユの契約終了後、フリーランスとして衣裳・ヘアメイク活動を開始。
https://mike-dahms.jimdofree.com/
- ギャラリー名
ラフォーレ原宿 5階「MAKE THE STAGE」
- 住所
東京都渋谷区神宮前1-11-6
- 開館時間
11:00〜20:00 ※変更の場合あり
- アクセス
JR 原宿駅 徒歩5分 東京メトロ 千代田線・副都心線 明治神宮前駅 徒歩1分
- URL