谷川俊太郎写真展「楽園 lost & found」が、gallery bauhausで開催される。
紹介文
ギャラリー・バウハウスでは詩人・谷川俊太郎の詩と写真を収めた著書『楽園』(Two Virgins 刊)の出版にあわせて、著者が18歳から21歳の頃に撮影した写真展を開催いたします。
国産の二眼レフカメラを使って、誰かに見せたり発表するためではなく、ただ身の回りの美しいものや心に響いた対象に向かってシャッターを切っていた。詩も写真も職業にしようという気持ちはなく、身辺の何気ない瞬間や心に残ることを詩と写真で留めていた。ほどなくして詩は「二十億光年の孤独」 という詩集になって刊行され、谷川の処女詩集として、今なお多くの読者に読み継がれている。
今まで未公開だった1950年代の知人や家族、何気ない日常の写真は、谷川のみずみずしく純粋なまなざしに溢れ、谷川が感じていた社会との距離感や自由への憧れは、70年の時を超えて今を生きる人々の心に響くに違いない。
*写真作品はオリジナルネガから、小瀧達郎(写真家)によってプリントされた。
モノクローム(ゼラチン・シルバー・プリント)約40点を展示いたします。
新刊書『楽園』(トゥーヴァージンズ刊)
概要:谷川俊太郎が18歳から21歳当時に撮影したモノクローム写真と、同時期に書いていた詩を谷川本人が選びなおし、新たな詩を加えた詩集を2冊セットでボックスに収納。
写真の質感を表現するため、製版、印刷、造本などは、すべて最高の職人チームが手作業で行い、ダブルトーン80ページの写真集と、同体裁の80ページ詩集2冊の箱入りセット。
写真集『lost&found』
B5判変形 上製(布装) ダブルトーン80ページ
詩集『shuffle』
B5判変形 上製(布装) 1色刷80ページ
2冊組 箱入り
価格:10,000円(税別)
発売:2023年3月刊行予定
- ギャラリー名
gallery bauhaus
- 住所
東京都千代田区外神田2-19-14
- 開館時間
11:00~19:00(日、月、祝休館 5月 3〜5日は開館)
入場料:一般・学生800円、中学生以下は無料- アクセス
JR、東京メトロ 丸の内線 御茶ノ水駅 徒歩5分
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