TOPNEWS & REPORT川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり

#NEWS & REPORT 川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり

2022年10月8日〜12月18日

川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり

「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」が、東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。

紹介文
写真家・川内倫子(1972-)は、柔らかい光をはらんだ淡い色調を特徴とし、初期から一貫して人間や動物、あらゆる生命がもつ神秘や輝き、儚さ、力強さを撮り続けています。身の回りの家族や植物、動物などの儚くささやかな存在から、長い時を経て形成される火山や氷河などの大地の営みまで等しく注がれる川内のまなざしは、それらが独自の感覚でつながり、同じ生命の輝きを放つ様子を写しとっています。国内の美術館では約6年ぶりとなる大規模個展である本展では、この10年の活動に焦点を当て、未発表作品を織り交ぜながら川内の作品の本質に迫ります。

展覧会タイトルでもある〈M/E〉は、本展のメインとなる新作のシリーズです。〈M/E〉とは、「母(Mother)」、「地球(Earth)」の頭文字であり、続けて読むと「母なる大地(Mother Earth)」、そして「私(Me)」でもあります。アイスランドや北海道の氷河や雪景色と、コロナ禍で撮影された日常の風景とは、一見するとかけ離れた無関係のものに思えますが、どちらもわたしたちの住む地球の上でおこっており、川内の写真はそこにある繋がりを意識させます。本展は、人間の命の営みや自然との関係についてあらためて問い直す機会となることでしょう。

川内倫子
1972年 滋賀県生まれ。東京在住。
1993年 成安造形大学卒業 (旧・成安女子短期大学)
Awards
第29回写真の町東川賞国内作家賞(2012年度)
芸術選奨文部科学大臣新人賞(2012年度)
第25回インフィニティ・アワード芸術部門 アメリカ・ICP(International Center of Photography)主催(2009年度)
第27回木村伊兵衛写真賞(2002年度)
日本写真協会新人賞(2002年度)
第9回ひとつぼ展グランプリ(写真部門)(1997年)
http://rinkokawauchi.com/

《無題》(シリーズ「M/E」より)2020

《無題》(シリーズ「M/E」より)2019

《無題》(シリーズ「M/E」より)2021

《無題》(シリーズ「光と影より)2011

《無題》(シリーズ「4%」より)2013

《無題》(シリーズ「4%」より)2012

《無題》(シリーズ「4%」より)2011

ギャラリー名

東京オペラシティ アートギャラリー

住所

東京都新宿区西新宿3-20-2

開館時間

11:00〜19:00(入場は18:30まで)※11月3日〜6日は「アートウィーク東京」の開催にあわせ10:00〜19:00開館
月曜日休館(祝日の場合は翌火曜日)
入場料:一般1,200円/大・高生800円/中学生以下無料

アクセス

京王新線 初台駅 東口下車 徒歩5分

URL

https://rinkokawauchi-me.exhibit.jp/

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