TOPNEWS & REPORT立木義浩写真展 Ko・So・A・Do【一瞥の足跡】

#NEWS & REPORT 立木義浩写真展 Ko・So・A・Do【一瞥の足跡】

2022年8月16日〜8月28日

2022.08.05

立木義浩写真展 Ko・So・A・Do【一瞥の足跡】

立木義浩写真展 Ko・So・A・Do【一瞥の足跡】が、Jam Photo Galleryで開催される。

ステートメント
旅先で撮りそこねた写真は、網膜が記憶している。ときにそれを思い出させる悪魔の囁きが聞こえる。

あのときモノにしていれば……と。

いやな奴だ。

そしてまた、いつまでたっても個人的に気になる写真がある。
撮影の瞬間の、その場の状況も目に浮かぶ。
撮って選んだものは、撮れなかった、あるいは、
撮ったけれど選ばれなかったものの氷山の一角にすぎない。

写真を選ぶ作法、フォト・リテラシーは、身体的で直感を必要とする。才知やウィットは、写真の中にこそほしい。

写真は、自己表現ではなく、宇宙的世界の豊かさを表す。

あちこちの外国で、どんなに無我夢中で写真の日々を送ったところで、すべて断片に過ぎないのは、
群盲象を撫でるに似て、全貌を見渡せない証しなのだ。
写真は大きな世界の一部として撮られるからこそ、断片の凄さが際立つ。自分の視野の限界を世界の限界だと決めつけないことも大事だが、
それは、かんたんなようでいて、むずかしい。

今回の展示プリントは、
デジタルネガをつくり密着銀塩プリントしたものと、
スキャンデータからデジタル・プリントした2種類を、ご覧いただく。

立木義浩
1937年生。徳島県出身。1958年東京写真短期大学技術科卒。アドセンター入社。
1969年フリーカメラマンになる。女性写真の分野やスナップ・ショットで多くの作品を発表。広告、雑誌、出版などの分野で活躍し現在にいたる。
写真集に『イヴたち』『加賀まり子/私生活』『マイアメリカ』『東寺』など、近年では『Tōkyōtō』『動機なき写真』を出版。1965 年のデビュー作『舌出し天使』の写真集を2018年に出版。

©Yoshihiro Tatsuki

ギャラリー名

Jam Photo Gallery

住所

東京都目黒区目黒2-8-7 鈴木ビル2階 B号室

開館時間

12:00〜19:00(日曜17:00まで)月曜休廊

アクセス

JR 目黒駅 徒歩5分

URL

https://www.jamphotogallery.com/

⿊痕、沈む光 ‒⼟佐⽩⾦紙‒

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