TOPNEWS & REPORT大和田良 個展「Differential Notes (Case1_Nature)」

#NEWS & REPORT 大和田良 個展「Differential Notes (Case1_Nature)」

2022年7月22日~8月31日

大和田良 個展「Differential Notes (Case1_Nature)」

エプサイトギャラリーは、雑誌『写真』(発行:ふげん社)とのコラボにより、大和田良氏の特別企画展「Differential Notes (Case1_Nature)」を開催する。

紹介文
大和田氏の最新作「Differential Notes (Case1_Nature)」は、眼で見た光景とレンズを通して定着された像の差異を映像化して見ることで、写真表現とはどのようなものかを考えるひとつのきっかけとして取り組まれている作品です。さまざまなモチーフを対象とする本作の中から、今回は自然物を対象とした作品を厳選し、エプサイトギャラリーに展示します。

Differential Notes (Case1_Nature)
写真には、フレーミングされた目の前の光景が余すことなく記録されますが、私の眼はそのディテールのほとんどを明確に認識してはいません。つまり、眼で見た光景とレンズを通して定着された像には、差異があると言えるでしょう。

それでは、忠実に描くという点において、写真表現とはどのようなものであると考えれば良いのでしょうか。

このことは、19世紀後半に起こったヘンリー・ピーチ・ロビンソンとピーター・ヘンリー・エマーソンによる論争をひとつの起点として、時代によって再解釈を重ねながら、時には鏡と窓だとか、主観主義とリアリズムであるとかに言葉を変えつつ、現代に至るまで常に探求されてきました。

本シリーズでは、光学的、機械的な忠実さと、自らの反応と記憶への忠実さには、どのような差が現れるのかを、さまざまなモチーフを通して眺め、自分なりに映像化してみようと試みました。私にとって、写真について考えるためのフィールドワークのような作品でもあります。

今回の展示では、多くの被写体の中から、まずは自然物を撮影したものをまとめています。大型プリントを中心とした視覚的な体験を通して、写真について共に考えるきっかけになれば幸いです。
大和田 良

ギャラリー名

エプサイトギャラリー

住所

東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F

開館時間

11:00~18:00(日曜日休館)

アクセス

東京メトロ 有楽町線 有楽町駅 D3出口直結
JR 有楽町駅 国際フォーラム口 徒歩2分

URL

https://www.epson.jp/showroom/marunouchi/epsite/gallery/

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