TOPNEWS & REPORT第23回写真「1_WALL」グランプリ受賞者個展 木原千裕展「Wonderful Circuit」

#NEWS & REPORT 第23回写真「1_WALL」グランプリ受賞者個展 木原千裕展「Wonderful Circuit」

2022年5月24日~6月25日

第23回写真「1_WALL」グランプリ受賞者個展 木原千裕展「Wonderful Circuit」

第23回写真「1_WALL」グランプリ受賞者個展 木原千裕展「Wonderful Circuit」が、ガーディアン・ガーデンで開催される。

紹介文
木原千裕は、恋人の僧侶との関係を彼女が所属する寺から拒絶された出来事をベースにした「Circuit」で第23回写真「1_WALL」グランプリを受賞しました。審査員からは、作品が扱う問題の多様性や、到達困難な海外の聖地へ向かい撮影する行動力とそれによりテーマを深めたことが高く評価されました。
本展では、恋人であった僧侶を被写体とした作品や、寺の法要風景、仏教を含む多数の宗教で聖地とされるカイラス山の巡礼路で撮影した写真、地元福岡を撮影した作品などを展示します。寺に拒絶された葛藤から信仰による救いとは何か、人間の尊厳とは何かを考え、巡礼の旅を通して、また写真と向き合うことで自身を発見していきました。木原の作品は、過ごした時間の長さや親密さに関係なく、人と人との関わり合いによって出来事は紡がれていき、今、一瞬一瞬の自分自身のあり方が、生きることそれ自体であることを示唆しています。6月6日には、写真家の津田直さんをゲストに迎え、トークイベントを行います。受賞から約一年後の個展を、ぜひご覧ください。

ステートメント
少し先を歩いていたあの女性が熱心に祈りを捧げている。仏教徒だったのか、と今このとき理解した。吹雪の中、標高5000mに達しようとするこの場所で両手と額を何度も地面にこすりつけている。欧米から来ているのであろうこの女性とは初日の宿で同室となった。私に英語力がないことがわかるや否や、彼女は口元をチャックするジェスチャーをし、私の言葉を遮った。驚き、 それが何を意味するか理解したあとにはじわりと心を刺していた。旅の間中彼女を遠ざけたのはこの出来事があったからだ。 しかし今、目の前に現れた篤い信仰心に、肯定への希求とこれまでの過去の出来事が脳裏に激しく流れ出していた。

木原千裕 
1985年 福岡県生まれ
同志社大学社会学部教育文化学科卒業。
2021年 第1回ふげん社写真賞 グランプリ
2021年 第23回写真「1_WALL」グランプリ
2018年 塩竈フォトフェスティバル写真賞 特別賞

ギャラリー名

ガーディアン・ガーデン

住所

東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビルB1F

開館時間

11:00〜19:00(日・祝休館 入場無料)

アクセス

東京メトロ銀座駅  徒歩5分

URL

http://rcc.recruit.co.jp/gg/

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