TOPNEWS & REPORT田中長徳写真展「ウィーンとライカの日々」

#NEWS & REPORT 田中長徳写真展「ウィーンとライカの日々」

2022年3月9日~5月14日

2022.02.16

田中長徳写真展「ウィーンとライカの日々」

田中長徳写真展「ウィーンとライカの日々」が、gallery bauhausで開催される。

ステートメント
1985年頃東京でエルンスト・ハースに会いました。彼はウィーンの出身でその後長くニューヨークに暮らした写真家です。ハースとの会話でーウィーンは題材としてモノクロームの街なのかそれともカラーに向いている街なのか?
私が質問すると、ハースは、「そりゃウィーンはモノクロの街だよ。君は僕のウィーンのモノクロの仕事を見たことがあるかね?」と答えました。
ライフのスターフォトグラファーとしてカラーの魔術師と呼ばれていたハースからの答えでしたが、私は戦争直後にオーストリア帰還兵を撮影したハースの優れたモノクロームのフォト・ドキュメンタリーを見ていたのでその話になりました。
残念ながらハースの「オーストリア帰還兵」の仕事はほとんど世に知られていないのです。

1985年頃プラハではウィリアム・クラインに会いました。
彼の回顧展の展示中に、数日間行動を共にしてアシスタントをしたのです。
クライン曰く、次の自分のテーマはウィーンだ。ニューヨーク、パリ、東京、モスクワは撮影したけどウィーンはまだ撮影したことないからね。

1973年から80年までの7年半の間に私は膨大な数のウィーンのスナップショットをモノクロ・フィルムで撮影しました。思えばエルンスト・ハースとウィリアム・クラインに会ってから35年の時間が経過しています。
今回の写真展はエルンスト・ハースとウィリアム・クラインの代打者としてウィーン球場のバッターボックスに立った感じなのです。それに小瀧さんの「ウィーン-旅の憂鬱」はカラー作品ですからそれに対戦するモノクロチームのつもりでもあります。

「ウィーンとライカの日々」と言うタイトルは、26年前に出版した写真集のタイトルです。
田中長徳

ギャラリー名

gallery bauhaus

住所

東京都千代田区外神田2-19-14

開館時間

11:00~19:00(日、月、祝日休廊 入場無料)

アクセス

JR、東京メトロ 丸の内線 御茶ノ水駅 徒歩5分

URL

http://www.gallery-bauhaus.com

百瀬俊哉 写真展「Silent-scape(静寂の風景)」

#NEWS & REPORT

百瀬俊哉 写真展「Silent-scape(静寂の風景)」

2025年5月16日~7月6日

竹沢うるま写真展「旅情熱帯夜 -Kolkata- 」

#NEWS & REPORT

竹沢うるま写真展「旅情熱帯夜 -Kolkata- 」

2025年4月30日~5月12日

佐内正史『展対照』〈第二部〉

#NEWS & REPORT

佐内正史『展対照』〈第二部〉

2025年4月29日〜5月26日

嶋崎征弘「2014 SE Taylor St,」

#NEWS & REPORT

嶋崎征弘「2014 SE Taylor St,」

2025年4月29日〜5月20日

佐藤健寿写真展「U.F.O.」

#NEWS & REPORT

佐藤健寿写真展「U.F.O.」

2025年5月15日~6月24日

横浪 修「心諸」展

#NEWS & REPORT

横浪 修「心諸」展

2025年4月19日〜5月5日

facebook instagram twitter