MARCO写真展「lost in the blue」が、ALで開催される。
紹介文
海なのか、空なのか、宇宙なのか、天なのか地なのか、倒錯するモノクロの写真はMARCOがその時見た自由奔放な水の中そのもの。 3年ぶりの開催となる本展では、7年間、様々な海の中を撮りためた写真を発表致します。
展示作品約30点と新作レンチキュラーステッカーを含むグッズの販売と、会期中には写真集の装丁をして下さいました佐藤亜沙美さんを迎え、トークショーの開催を予定しています。皆様のご来場をお待ちしております。
ステートメント
“lost in the blue”というタイトルは、青い海に潜り、ぐるぐる回転して泳ぎながら撮っている自分の姿が海の中で迷子にな っているようだったこと、海から上がって青い空を見上げたら、天地さえもわからなくなっていたこと、そして、青という色に紛れて海の中にあった宇宙自体が見えなくなってしまっていたことを表現しています。
色を失ったからこそ見えてきた、新しい世界です。
今回写真集、作品を制作するにあたって、モノクロの水中写真だけで構成する案もありましたが、自分が海での撮影を通して実際に体感してきたこと、見つけてきた世界をなるべく立体的に表現したいと思い、カラーのポジフィルムのような透明シートを重ねることで、写真集や額装写真を見ながらもその世界に ”lost” できる仕掛けを作りました。
重ねている透明シートのカラー写真は、海からあがった時に実際に見た青い空、都内や旅先で見つけた海のように感じた空、それから海洋植物に見立てた花(サンゴの仲間のハナヅタ、ウミアザミ、ハナビラユキバナ、イバラカンザシ、ヒドロ虫…など、海の中で出会った植物や虫に似た花を naoko watanabe さん(ten.)に集めてもらいました)を撮りおろしました。
トークショー
日時:11月26日(金) 18:00〜19:00
ゲスト:佐藤亜沙美(サトウサンカイ) http://www.satosankai.jp
参加無料/事前予約不要
MARCO
長野県出身。2003 年慶應義塾大学在学中より蜷川実花氏に師事。2008年より活動開始。ヴィヴィッドな色彩バランスと、フットワークの軽いグラフィカルな画面構成力で数多くの雑誌媒体をはじめ、広告、 CD ジャケット、タレントカレンダー、写真集など幅広く活動。 写真展での作品発表も精力的に行う傍ら、伊勢丹でのポップアップシ ョップの開催など、写真を使ったグッズでも人気を集めている。 最近ではデジタル写真集の新たな表現を模索するシリーズ・digimic photobook として「VISITOR starring 最上もが」「トゥィントゥィン starring AMIAYA」を Apple Books にて販売中。
http://marco149.com
https://www.instagram.com/marco149
- ギャラリー名
AL
- 住所
東京都渋谷区恵比寿南3-7-17 1F
- 開館時間
12:00〜19:00 会期中無休(初日17:00~/最終日~17:00)
- アクセス
東急東横線 代官山駅 徒歩5分
- URL