マイケル・ケンナ写真展「A 45 YEAR ODYSSEY 1973-2018」が、東京都写真美術館(TOPMUSEUM)で開催される。
紹介文
世界屈指の風景写真家として知られるマイケル・ケンナの日本初の回顧展を開催いたします。長時間露光により、移ろう自然の神秘、多様な文化への憧憬を一葉の写真に焼き付けるケンナの芸術性は世界で高く評価され、各国の美術館に収蔵されています。静謐な叙情を湛えたモノクロームの作品群は多くの写真ファンを魅了してきました。50冊以上の高質な写真集でも知られ、Facebookでは、50万人の世界のファンが常にケンナの動向を見守っています。本展では、ケンナの 40年以上に渡るキャリアの初期から最近作まで代表的作を選りすぐって展覧。また日本を愛し毎年のように撮影する日本の風景に加え、秘かに日本の古い家屋で撮影してきた未発表のヌード作品も世界に先駆けて公開の予定です。
単に美しい風景でなくケンナは初期にイギリスの原発の撮影シリーズでも知られています。1988年から 12年かけてナチスドイツの強制収容所28か所を撮影、 300点のプリントとネガをフランス政府に寄贈し芸術文化シュヴァリエ章を受章しています。本展では、この強制収容所の連作を日本で初めて展覧いたします。 本展は、マイケル・ケンナの多彩な芸術性と社会的側面を紹介する画期的な試みです。
マイケル・ケンナ講演会およびサイン会
日時:2018年12月1日 開場 14:00〜 開演 14:30-
会場:東京都写真美術館1Fホールおよび地下1階展示室前
参加費:500円 定員:190名
※当日10:00より1F受付にてチケット(自由席・入場整理番号付)を発売。
※講演会終了後、東京都写真美術館地下1F展示室前にて、図録購入のお客様にマイケル・ケンナによるサイン会を開催。
主催:RAM/ギャラリー・アートアンリミテッド
共催:東京都写真美術館
- ギャラリー名
東京都写真美術館(TOPMUSEUM)
- 住所
東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
地下1 階展示室- 開館時間
10:00~18:00
毎週月曜日休館。
※ただし12月24日(月・振休)、1月14日(月・祝)は開館、12月25日(火)、1月15日(火)は休館。
一般:1,000円(団体800円)/学生:800円(団体640円)/中高生・65歳以上600円(団体480円)- アクセス
JR 山手線 恵比寿駅 徒歩約7分
東京メトロ 日比谷線 恵比寿駅 徒歩約10分- URL