中野正貴「Refrain ―東京慕景」が、ギャラリー・アートアンリミテッドで開催される。
紹介文
2019年末から2020年1月まで、東京都写真美術館で「東京」展を開催。巨大で濃密なプリントで空間を埋め尽くし圧倒的な迫力で話題をさらった中野正貴(なかの・まさたか)。30年以上、東京にこだわり大型カメラで撮影をしてきた中野の写真には、この過密な都市の多彩な相貌が凝縮されている。現況を予測したかのような無人の街『TOKYO NOBODY』、個人の日常と窓外の社会を対比させた『東京窓景』など、過去への懐かしさ、近未来の姿など、人々の記憶や痕跡が感じられる。アートアンリミテッドでは、コレクションにふさわしいサイズのオリジナルプリントを集めて、展示する。
Refrain -リフレインー
同じフレーズを繰り返して印象を刻む楽曲のように、東京もスクラップ&ビルドを繰り返している。「東京」の奏でるメロディは果たしてどんな楽曲に仕上がるのだろうか?
中野正貴
1955年 福岡生まれ。56年より東京在住。
1979年 武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン科卒業。写真家・秋元茂氏に師事。
1980年 フリーランス・フォトグラファー-として独立。数々の雑誌表紙撮影や広告撮影で活躍。
8×10の大型カメラで11年かけて誰もいない東京を撮影した写真集『TOKYO NOBODY』は不朽のベストセラー。懐かしくもSF的な世界観は、映画や文学にも影響を与えている。2019年12月~2020年1月東京都写真美術館において東京に関わる集大成となる「東京」展を開催し、話題となった。
- ギャラリー名
ギャラリー・アートアンリミテッド
- 住所
東京都港区南青山1-26-4 六本木ダイヤビル3F
- 開館時間
13:00〜19:00 休廊:日・祝・火
- アクセス
東京メトロ 千代田線 乃木坂駅 徒歩1分 日比谷線 六本木駅 徒歩6分
- URL