ミカエル・レヴィン作品展「Critical Places」が、PGIで開催される。
開催概要
本作は、奴隷制下のアメリカで起きた反乱の舞台となった場所を訪れ、現在の⾵景を撮影したシリーズです。写真に写されているのは、⼀⾒すると何気ない⼈々の⽣活の場所や⾵景です。しかし、それらは1700年初頭から1800年代まで100年以上に渡って続いた、アメリカ各地で起きた奴隷反乱や蜂起の舞台となった場所でもあります。そこに残されているのは、歴史を伝える記念碑や標識ではありません。道路や森、空き地、住宅地など、特別な意味を持たない現在の⾵景の中にかつての出来事の痕跡が埋もれています。
レヴィンは、そうした場所を実際に訪れ、⾃らの経験を通して⾵景と向き合い、写真に記録します。過去の出来事が現在の⾵景の中でどのように記憶され、あるいは忘れられているのか。本作は、写真を通して私たちの歴史認識そのものを問いかけます。
本展では、ゼラチンシルバープリント、約25点を展⽰いたします。
ミカエル・レヴィン/Mikael Levin
1954年、ニューヨーク市に⽣まれる。アメリカとフランスの国籍を持ち、現在はニューヨーク州ロングアイランドを拠点に活動している。場所、アイデンティティ、時間性に対する概念を探求し、記憶にかたちを与える作品を制作している。
2025年にグッゲンハイム・フェローシップを受賞。主な美術館での個展に、ユダヤ教美術・歴史博物館(パリ、2010年)、ベラルド美術館(リスボン、2009年)、フランス国⽴図書館(パリ、2003年)、国際写真センター(ニューヨーク、1997年)、メンドーサ財団(カラカス、1980年)がある。
作品は、ホイットニー美術館(ニューヨーク)、ユダヤ博物館(ベルリン)、フランス国⽴造形芸術センター(パリ)、ストックホルム近代美術館などに収蔵されている。2003年にはヴェネチア・ビエンナーレに作品が出品された。⽇本で作品が紹介されるのは本展が初めてとなる。

Astoria, Queens, New York. 2021
/ The Newtown Revolt, 1708 ©Mikael Levin, Courtesy of PGI

Lizzie Ln, off Route 22, Madison County,
Mississippi. 2021 / Madison and Hinds
Counties Rebellion, 1835
©Mikael Levin, Courtesy of PGI
©Mikael Levin, Courtesy of PGI

York, Pennsylvania. 2019 / Margaret
Bradley. Conspiracy, 1803

John Quarstein. Cypress Bridge over Nottoway River.
2023 / Nat Turner Insurrection. 1831

The Hanging Tree. Cherry Grove Plantation. Adams
County, Mississippi. 2024 / The Second Creek
Conspiracy, 1861
- ギャラリー名
PGI
- 住所
東京都港区東麻布2-3-4 TKBビル3F
- 開館時間
⽉〜⼟ 11:00〜18:00(⽇・祝⽇休館)⼊場無料
年末年始休廊:12⽉19⽇〜1⽉6⽇- アクセス
東京メトロ 神谷町駅 徒歩10分 都営大江戸線 赤羽橋駅 徒歩7分
- URL








