シグマは、初の開放値F1.2を実現した大口径単焦点レンズ、SIGMA「35mm F1.2 DG DN」を発売する。
●主な特長
新開発・ミラーレス専用高性能レンズシリーズ
Contemporary、Art、Sportsのコンセプトはそのままに、ミラーレスカメラの特徴であるショートフランジバックを活かした設計により、これまでにない仕様や性能の交換レンズを開発。
SIGMA初、開放値F1.2の大口径単焦点レンズ
焦点距離35mmの大口径レンズとして最高性能を追求し、さらに開放値F1.2 を実現させた「ミラーレス時代のArt ライン」。12群17枚というレンズ構成に、SLDガラス3 枚、両面非球面レンズを含む非球面レンズ3枚を最適に配置。
5,000万画素オーバーに耐えうる解像感を実現しつつ、サジタルコマフレアのように後処理での補正が困難な諸収差に対してはSIGMAが培った光学設計技術を全投入、徹底的に補正することで、圧倒的な解像度を実現。
スチル・動画のあらゆる撮影をサポートする高い操作性
AF撮影では、フォーカス群を駆動させるための十分なトルクが得られる大型の超音波モーターHSMにより、F1.2の大口径レンズにおいて快適な撮影を実現。MF撮影時には、最適なトルク設定のバイワイヤ駆動フォーカスリングが、撮影者の微細な操作にも応える。絞りリングにはクリックをなくすデクリック機構を搭載。動画撮影などに役立つスムーズな絞りの操作が可能。
防塵防滴機構に加え、レンズ最前面に撥水・防汚コートを採用。
●主な仕様(数値はシグマ用)
レンズ構成:12群17枚
画角:63.4°
絞り羽根枚数:11枚(円形絞り)
最小絞り:F16
最短撮影距離:30cm
最大倍率:1:5.1
フィルターサイズ:φ82mm
最大径×長さ:φ87.8mm×136.2mm
重さ:1,090g
希望小売価格:190,000円(税別)
発売日:Lマウント用、ソニー Eマウント用:2019年7月26日