セコニックは、Bluetoothを介し、スマートフォン/タブレットと連携する「分光式色彩照度計 スペクトロメーター C-4000」を2025年3月21日より発売する。
「分光色彩照度計 C-4000」は本体での照度、色温度、⊿uv、演色評価指数(CRI、TM-30)等の数値測定のみならず、アプリケーション「SEKONIC LD」を介してスマートフォン/タブレットからの本体のリモート測定や、本体メモリーデータ取込み、グラフ表示が可能。
またサブスクリプションで有償版の「SEKONIC LD」にアップデートすると、配灯図などの図面をアプリ内に画像を取り込み、図面上に測定値をプロットすることができる。有償版は測定値へのスマホ撮影画像やメモの添付、GPS地図データ付帯の他、アプリ内でのレポート自動作成機能も搭載している。照明デザイン/建築照明測定の煩雑なプロセスを効率化できる分光色彩照度計となっている。
希望小売価格:オープン
発売日:2025年3月21日
製品情報:スペクトロメーター C-4000


本体は電源ボタンと測定ボタンのみのシンプル構造。測定値保存やメモリーデータ管理、各種設定はカラータッチパネルで操作する。測定値は数値表示のみで、4項目までの画面表示が可能。表示させたい数値を選択し、知りたい情報を即座に確認できる。
C-4000専用アプリケーション「SEKONIC LD」
APPストア、Playストアから無料でダウンロード可能。アプリ内課金をすることで使える機能が追加される。
基本機能
・スマホ/タブレットからの本体遠隔操作
・本体メモリーデータのスマホ取り込み
・グラフ表示
・アプリ内データ保存
・本体ステイタス情報表示
・6か国語対応
有料機能
・測定値の図面プロット機能
・撮影画像やメモの付帯機能
・GPS 位置情報紐づけ機能
・アプリ内での簡易レポート自動作成
・スマホ通信機能でレポートや測定値の共有
・プロジェクトごとにデータ管理
・図面表示項目の選択などきめ細かい設定

アプリの画面。左がホーム画面。各種グラフが表示可能。

有料版では「図面測定モード」(左)や、メモの添付(中)、プロジェクトごとの測定データをまとめて PDF形式で自動レポート化ができる。