“展対照 第二部|Tentaishow Part 2″ 佐内正史 / Masafumi Sanaiが、Vacant/Centreで開催される。
開催概要
1997年に写真集『生きている』でデビューし、2003年『MAP』で木村伊兵衛写真賞を受賞した写真家・佐内正史。2008年より自主写真集レーベル「対照」から、多くの写真集を出版してきました。その出版物からセレクトした写真作品の展示販売を行う、Vacantでの展覧会シリーズ『展対照(てんたいしょう)』の〈第二部〉を開催します。
昨年の第一部に続き、今回は最新の写真集『写真がいってかえってきた』を中心に、『ARCA』(2008)、『パイロン』(2011)から選ばれた作品が並びます。佐内のアトリエで一枚一枚手焼きされる美しい写真プリントは、展対照特注の額装に収められます。
写真という存在の意味や意義が劇的に変化したこの数十年のあいだにも、佐内は一貫して「写真」を撮り続けてきました。いま一度、写真へとかえっていくその道程では、どのような風景と言葉が導き出されるのでしょうか。
佐内正史/Masafumi Sanai
写真家。1968年静岡生まれ。1995年第12回キヤノン写真新世紀優秀賞受賞、1997年に写真集『生きている』(青幻舎)でデビュー。2003年、写真集『MAP』(佐内正史写真事務所)で木村伊兵衛写真賞を受賞。2008年に自主写真レーベル「対照」を立ち上げ、これまでに数多くの写真集を発表している。国内外で展示やライブパフォーマンス行う他、曽我部恵一とのユニット「擬態屋」で、佐内の詩と曽我部の音合わせをしたサウンド作品『DORAYAKI』(2021年)をリリース。2024年には映画『i ai』(監督・脚本:マヒトゥ・ザ・ピーポー)の撮影を手掛けるなど、多方面に活動を続けている。
https://www.sanaimasafumi.jp/
https://www.instagram.com/sanaimasafumi
- ギャラリー名
Vacant/Centre
- 住所
東京都渋谷区元代々木町27-6
- 開館時間
13:00〜18:00(土日休)
- アクセス
東京メトロ 千代田線 代々木公園駅 徒歩6分 小田急線 代々木八幡駅 徒歩5分
- URL