ファッション・フォトグラファーの恩田義則と、各時代ごとに様々な形でアシスタントを経験した9人による、写真展『ひびき』が、目黒美術館区民ギャラリーで開催される。
これは前回、2020年12月の第1回写真展『ひびき』から、3年ぶりのグループ展となる。
ステートメント
スマートフォンやSNSといったテクノロジーがどんなに進歩しても、写真の本質は「世界を四角いフレームで切り取り、シャッターを押して、誰かに伝えたい一瞬を残す」ということに、変わりありません。
今回も、参加メンバーひとりひとりが感じた「心にひびくもの」をテーマに、それぞれが自分のスタイルで、写真にしました。
恩田義則
1970年代に、日本を代表する写真編集者であった『カメラ毎日』の編集長・山岸章二氏に見出され、『装苑』(文化出版局)『anan』(平凡出版・現マガジンハウス)などでファッション・フォトグラファーとしてのキャリアをスタ ートさせた後、『POPEYE』(平凡出版・現マガジンハウス)に創刊準備から参加する。
1980年代以降は、『Olive』(マガジンハウス)『EDGE』(学研/ペーパークリップ)などを中心に、数多くのファ ッション・フォト・ストーリーを発表し、同時に、当時全盛だった国内のデザイナーズ・ブランドで、ブランドのイメージフォトを手がけた。
1990年代には、アルマーニの発行する雑誌『Empolio Armani Magazine』にも参加した、1980年代以降の日本を代表するファッション・フォトグラファーのひとり。
出展者
恩田義則/山吹泰男/鷺坂隆/城石裕幸/水谷綾子/GENKI/河合綾/堤敦子/池田宏
- ギャラリー名
目黒区美術館区民ギャラリー(地下1階)
- 住所
東京都目黒区目黒2-4-36
- 開館時間
10:00〜18:00 最終日15:00まで(入館17:30 / 最終日14:30まで)
- アクセス
JR山手線 目黒駅 徒歩約10分
- URL