野見山桂作品展「僕が四国で生きものを撮るということ」が、ソニーイメージングギャラリーで開催される。

四国の沿岸や山林で撮影された野生生物たち。ヒメボタル(姫蛍)や、主に川辺に棲息するゲンジボタル(源氏蛍)を夜間に長時間露光で撮影。

また数千匹のユビナガコウモリが"冬眠洞窟"で身を寄せ合い冬眠している作品他、野見山さんの作品は写真芸術的にも学術的にも注目されている。

「例えば、ヒメボタルは幼虫が森林に生息するため、森林破壊などによる環境変化の影響を非常に受けやすい種。またメスが飛行できないため分布地の移動性が小さく、森林が破壊されたからといってそこから移動することができない。そうした意味からも生息地の森を守ることは重要だ。環境保護はホタルだけでなく、その他の野生生物にも共通する課題なのだ」。

四国の豊かな自然や生物の感動的なシーンの裏側で起こっている環境変化に関心を持ってもらうことも、この作品展を開催する目的の一つなのだと野見山さんは語る。

野見山 桂
1979年熊本生まれ。幼少の頃から自然が大好きで、高校時代からフィルムカメラでの生きものや星空などの撮影に取り組む。大学在学時に始めたスキューバダイビングに夢中になり、水中写真撮影を開始。現在は四国を中心に水中・陸上問わず様々なネイチャー撮影に取り組む。近年では深海生物や浮遊系のプランクトンを対象としたblack water(ブラックウォーター)と呼ばれる水中写真シリーズ、四国で撮影したヒメボタル、コウモリの越冬コロニーの様子をとらえた写真が海外で注目され、これまでイギリスの The GuardianやDaily mail、アメリカのThe Weather ChannelやWIRED、Brasil BBCなどの多数のメディアによって特集されている。現在、愛媛大学沿岸環境科学研究センター准教授。
https://keinomiayma.smugmug.com/

展示会風景


 

展示会情報

ソニーイメージングギャラリー
https://www.sony.co.jp/united/imaging/gallery/?j-short=imaging/gallery/

ギャラリー名
ソニーイメージングギャラリー
住所
東京都中央区銀座5-8-1
銀座プレイス 6階
開館時間
11:00~19:00(最終日15時閉館の場合あり)
定休日なし
アクセス
東京メトロ 銀座線 銀座駅 徒歩1分