日本写真学院の大和田良ゼミで学んだ生徒が中心となって企画した写真展「アフターギュスターヴ」が、アルトアで開催される。

空と海を別々に撮影して合成した写真「海景」が、アート業界に影響を与えたギュスターヴ·ル·グレイ。「19世紀における最も重要なフランスの写真家」とされるギュスターヴ以降、デジタル時代の現代においての写真表現を再考した作品を発表する。

ステートメント
19世紀フランスの重要な写真作家のひとり、ギュスターヴ・ル・グレイ。有名な作品には、海を題材とした「海景」が挙げられます。写真が発明され、様々な写真家が肖像や歴史的遺物、未知なる辺境の地に目を向けていた時代、ル・グレイは身近な景色にレンズを向けていました。また、合成を行なうことによって当時の感光材料の階調不足を補い、より豊かな再現を試みたことでも知られています。
私たちは現代写真に繋がるルーツとしても重要なこれらの作品と作家を眺め、今自分が行なうことができる写真表現とはなんなのかを再考し、制作することにしました。


◆出展作家
なかうち佑海(Yumi NAKAUCHI)
高知県生まれ。芦屋芸術学院グラフィックデザイン科卒業。2009年銅版画から写真に転向。2013年日本写真学院大和田良ゼミ修了。コマーシャルギャラリーでの展示を行うなど、自身のスピリチュアルな世界を写真で表現し続けている。
http://ameblo.jp/lachitolion/
 
西沙織(Saori NISHI)
1988年高知県生まれ。2010年、阿佐ヶ谷美術専門学校卒業。2014年、個展「みつことしゅうけん」(72 Gallery White cube/京橋)開催。2015年11月、グループ展「Selection #1」(tokyoarts gallery/渋谷)参加。自分の身近な風景や人物などを中心に、写真の記録性や被写体との関係性などについて考えながら写真制作を行っている。
http://www.saorinishi.com/
 
牧野美智子(Michiko MAKINO)
1986年立教女学院英語科卒。98年よりニューヨークで比嘉良治氏に師事し、写真制作を始める。2014年、フランスで開催されたPrix de Photographie Paris(Px3)にて二部門受賞。ONWARD 2014ファイナリスト。国内外にて個展やグループ展、アートフェアに多数参加。東京の街や人など身近なものを被写体に、今の東京の様子を撮り続けている。
http://michikomakino.wix.com/ 

鈴木達哉(Tatsuya SUZUKI)
1980年東京都生まれ。2011年日本写真学院初等科修了。2010年、第10回リコーフォトコンテストにて最優秀賞。2011年、フランスで開催されたPrix de Photographie Paris(Px3)のNature Categoryにて1st placeを獲得。コマーシャルギャラリーなどでの個展やグループ展など多数。身の回りの出来事に疑問を抱くことから制作が始まる。写真での観察や記録の特性を利用した考察を行なう。
http://www.tatsuya-suzuki.com/
 
佐藤悦子(Etsuko SATO)
東京都生まれ。京都造形芸術大学芸術学部美術科卒業。2012年より写真作品の制作を開始。コマーシャルギャラリーでの個展開催やグループ展への選出。国際的写真祭イベントなどに参加。日常に潜む不確かなものを目に見えるかたちとして表現し続けている。

展示会風景


Yumi NAKAUCHI
 

Tatsuya SUZUKI
 

Saori NISHI
 

Michiko MAKINO
 

展示会情報

アルトア(カジュアルバー&レストラン)
http://artois-meguro.info

ギャラリー名
アルトア(カジュアルバー&レストラン)
住所
東京都目黒区中町1-25-19
開館時間
営業時間:18:00〜翌日3:00(不定休:水曜日、第三火曜日)
アクセス
東急東横線 学芸大学駅 徒歩15分