Namiko Kitaura写真展「Re-collection」がキヤノンギャラリー Sで開催される。

「キヤノンギャラリー S 2015特別展"She's"~3人の写真家。彼女たちの写真展2~」と題し、今年はNamiko Kitaura、角田みどり、森本美絵3氏の特別展を開催。今回はその第1回目となる。

タイトルの「Re-collection」《記憶》をコンセプトに、植物や風景などを撮影した作品を展示。人間が、地球の中で世界や自然と緩やかに繋がっているという《記憶》を呼び起こし、自分を取り巻く環境や自然の大切さを回想させるような展示となる。

ギャラリートーク
日時:2015年7月1日 19:00~/7月8日 19:00~
会場:キヤノンギャラリー S
申込方法:http://cweb.canon.jp/gallery/archive/kitaura-recollection/index.html より申込み
定員:各回50名(申込先着順・入場無料)

ステートメント
《記憶》というものはとても儚く揺らぐもの。
いつかは忘れられるもの。
母胎にいたときの《記憶》の
世界ならなおさらのこと。
その世界は混沌から守られた、
美しき静謐が包み込む辺土。
生まれ落ちた瞬間から、
無意識下に沈み込んでしまった世界。
やみくもに触れようとしてもふっと消え入ってしまう。
しかし、そっと歩み寄り、じっと目を凝らし、息を潜めて、共に静けさの中に沈むとき、生命の儚さ、それゆえの美しさ、混沌と秩序、
悲しみと歓びといった相反するものと共に、無意識下で忘却された《記憶》がじんわりと回想される。
混沌の世界の中にあってさえ、
私たちは《記憶》の断片に触れることができる。
それは母なるものと私が、
他者と私が、自然と私が、世界と私が、
緩やかに繋がり、
私たちすべてが溶け合っていた静けさと安らぎの《記憶》。

[Recollection] is an impermanent thing.
It is something we will eventually forget.
Especially so is our [recollection] of being in our mother's womb.
It was a world surrounded by beautiful tranquility
and protected from chaos.
We sank into that world unconsciously since the beginning of our existence.
In our unconscious, we try to access that moment, but it quickly evaporates.
But if we approach it calmly, focus our gaze and hold our breath, we sink into a quietness, and there,
along with the transience of life and its beauty,
the contrary emotions of chaos and order, sadness and joy, the fragments of our unconsciously lost [recollection] gradually emerge.
Even in this world of chaos,
we can still access the fragments of our [recollection].
One's self connects gently with Mother Earth,
with other individuals,
nature, the world,
and the [recollection] is that of when we were all united
together in quietude and peace.

Namiko Kitaura
東京生まれ。
1996年に絵画を学ぶため渡英し、その後渡伊。
University of the Arts London 卒業後、ベネトン社主宰のアーティスト・イン・レジデンスFABRICAで、日本人初の写真家としてスポンサーを受け経験を積み、ヨーロッパ各地で活動。
その後もロレアル、キヤノン、資生堂、など多数の企業からスポンサーを受ける。国内外の有名ブランドやファッション誌、広告を多く手掛ける傍ら、作家として社会に潜む様々な問題と向き合い、その裏にある言葉にならない感覚や感情を独自の撮影手法にて視覚化している。一児の母。
 

展示会風景


 

展示会情報

キヤノンギャラリー S
http://cweb.canon.jp/gallery/shinagawa/canon-gallery-s.html

ギャラリー名
キヤノンギャラリー S
住所
東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー 1F
開館時間
10:00~17:30(日・祝休)
アクセス
JR品川駅 徒歩8分