「蜷川実花:Self-image」展が、原美術館で開催される。

蜷川さんと言えば、彩度の高い写真が思いつくが、今回はセルフポートレイトを中心に、2010年発売の写真集「noir」シリーズやその新作、床から天井まで室内全体に映像が投影されるインスタレーションも行なわれる。

ステートメント
極彩色の鮮烈な写真で知られる蜷川実花は、近年、映画やミュージックビデオなどの映像作品や、ファッションデザイナーとのコラボレーションなどへも活動の幅を広げ、独自のスタイルを貫きつつ挑戦を続ける表現者として、常に注目を集めています。「蜷川カラー」と呼ばれるその色とともにアイドルやモデル、花々の輝きを捉えた作品がポジティヴで開放的と評される一方で、華やかさや幸福感と隣り合わせにある歪みや澱み、衰退の影や死の気配をも捉え続けてきました。
本展では、そのような闇や影の部分に目を向け新境地を開いたシリーズ『noir』(2010 年-)と川面に散る桜を一心不乱に収めた『PLANT A TREE』(2011 年)、そして初期から断続的に撮影してきたモノクロームのセルフポートレイトを中心に展観します。「生身に近い、何も武装していない」と作家自身が語る特別な写真群(=Self-image)を紹介するこの機会に、蜷川実花作品の新たな魅力と出会っていただけたら幸いです。

展示会風景


「Self-image」2013 ©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery


「Self-image」2013 ©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery


「Self-image」2013 ©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery


「noir」2010 ©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

展示会情報

原美術館
http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html

ギャラリー名
原美術館
住所
東京都品川区北品川4-7-25
開館時間
11:00〜17:00(水曜は20:00まで/入館は閉館時刻の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日にあたる5月4日は開館)、5月7日
入館料:一般1,100円、大高生700円、小中生500円、原美術館メンバーは無料、学期中の土曜日は小中高生の入館無料。
アクセス
JR「品川駅」高輪口より徒歩15分/タクシー5分/都営バス「反96」系統「御殿山」停留所下車、徒歩3分。